荻原先生の俳句教室、題は「秋刀魚」でした。
この題は佐藤春夫の秋刀魚の歌のイメージが強烈で、
なかなか、そこから抜けられませんでした。
空色の翼をたたむ秋刀魚かな 遅足
読む人によって評価が真っ二つに分かれる。
すんなりと納得してくれる読者と、
「秋刀魚に翼はない」という人と。
「空色の翼」という表現で句としては成り立っているのでは?
という診断でした。
普通の日普通に暮れて秋刀魚焼く 晴代
サザエさんの一日は、さまざまな事件が起こるけれども
平穏に一日が過ぎてゆく。
秋刀魚が、あり合わせでも、特別でもない夕食の食材なのが
句を生かしている。
普通の日も特殊な日なのである、という認識があって
見事に成り立っている句。
とのお話しでした。
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私は最初に
秋刀魚焼く男は○○になりにけり
というパターンを考えたのですが、ついに○○が
思いつきませんでした。
○○は何がいいでしょうね?
この題は佐藤春夫の秋刀魚の歌のイメージが強烈で、
なかなか、そこから抜けられませんでした。
空色の翼をたたむ秋刀魚かな 遅足
読む人によって評価が真っ二つに分かれる。
すんなりと納得してくれる読者と、
「秋刀魚に翼はない」という人と。
「空色の翼」という表現で句としては成り立っているのでは?
という診断でした。
普通の日普通に暮れて秋刀魚焼く 晴代
サザエさんの一日は、さまざまな事件が起こるけれども
平穏に一日が過ぎてゆく。
秋刀魚が、あり合わせでも、特別でもない夕食の食材なのが
句を生かしている。
普通の日も特殊な日なのである、という認識があって
見事に成り立っている句。
とのお話しでした。
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私は最初に
秋刀魚焼く男は○○になりにけり
というパターンを考えたのですが、ついに○○が
思いつきませんでした。
○○は何がいいでしょうね?