575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

俳句教室から   遅足

2007年10月03日 | Weblog
今日、荻原先生の俳句教室がありました。

題詠は「秋の声」
ちょっとした風の葉ずれの音、
木の葉にあたる雨の音など・・・
耳がかすかな音にも敏感に。
また、こころが内に向かう季節。
秋の気配のようなものを秋の声とも言い、
具体的な物音を指さない場合もあります。

  あつまりてやがてわかるる秋の声   遅足

先生の診断は、「やがて」が句をゆるくしている、
というものです。
人間、動物、その他、「あつまりてやがてわかるる」
というイメージは納得できるが、
そこで読者の読みが止まってしまう。

先生の添削は「やがて」を「すぐに」というものです。

  あつまりてすぐにわかるる秋の声

読者に「?」という謎を投げかけることによって
句に緊張が生れるとのことでした。

    ぞ!

  昇(のぼ)さんの耳鳴もまた秋の声 

狗さんの句です。昇(のぼ)さんとは正岡子規のこと。
子規の本名は常規。
幼名は処之助(ことろのすけ)、のち升(のぼる)。
家族は「のぼさん」と呼んでいたそうです。

ユーモアのある良い句ですね。
先生の評価も高かったです。

     






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観音様の霊験    遅足

2007年10月03日 | Weblog
岩間寺。
西国三十三ヶ所めぐりの12番札所。
正式には岩間山、正法寺。
滋賀県の石山寺に近い400メートルほどの岩間山山頂にあります。
ご本尊は千手観音。

ここに芭蕉の有名な句

 古池や蛙飛び込む水の音

の句碑がありました。


寺に伝わる観音霊験記によれば、
俳句の道に行き詰まった芭蕉は、寺に数日間、参籠。
そして霊験を得て、蕉風を確立したとのこと。

どうも史実とは異なるようですが・・・
現在は「ぼけ封じ」のお寺です。
俳句上達。ボケ防止。
しっかりお参りしました。
霊験はあるかな?




コメント (2)
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鳥野さんの記事へのコメントにかえて      ぐ

2007年10月03日 | Weblog

ユキヒョウの子供は、岩の割け目の、毛が敷き詰められた居心地のよい巣穴の中で誕生します。単独で行動するメスのユキヒョウは目が開いていない無力な子供を3匹ほど産みます。子供のそばを離れるのは、狩りをする短時間だけです。子供の目は7~10日ほどで開き、10日ほどで這いはじめ、2ヶ月後には固形食を食べ始めます。1歳になる頃には、訓練を受けて有能なハンターとなり、母親のもとを離れて単独で生活します。

ユキヒョウの生息範囲は、チベットの険しい岩場から中国のその他の地域におよびます。その独特の毛色は、むき出しの岩や雪の降る山岳環境で身を隠すのに理想的な色となっています。冬には尻尾をコートがわりにして、横になったり座ったりする時にこれにくるまって暖まります。ユキヒョウの大きな肉球は毛に覆われ、断熱とともに足の表面積を増やす役割を果たしています。このため雪にかける体重をより均一に分散できます。この種は小型ネコ科動物と大型ネコ科動物の中間あたりに属しています。小型のネコ科動物のようにノドを鳴らすことはできるようですが、実際の大型ネコ科動物のようにほえることはできません。通常、ユキヒョウはトラのシュー音に似た音を立てます。

狩猟や野生の餌の枯渇、生息地の喪失が、ユキヒョウが直面している主な脅威です。非営利団体の国際ユキヒョウ財団は、ユキヒョウとその生息地を守るための活動を行っています。ユキヒョウの未来を守る方法を知りたい方は、ウェブサイトwww.snowleopard.orgをご覧いただくか、+1 (206) 632-2421へご連絡下さい。



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