BS2の俳句王国というのをたまたま見ていました。
兼題は「春の風邪」。
風邪って冬の季語と思うのだけれど、”春の”とつけば立派に春の季語。
秀句も揃っていました。
そこんところが、奥深くてワタシめの手に負えぬところです。
そこで蝶。蝶よ花よと例えられ、まがうことなく季語は春。それにも季節を加えれば、居り所は変わるのです。
たとえば夏の蝶とか、秋蝶、冬蝶とか。
「凍て蝶」という美しい表現もありました。
・ 野を遠く廊下の隅に凍てし蝶その透明を花に添えおく
・ 日向好きそよ風好きの蝶なりき今薄衣のままに凍ており
鳥野
兼題は「春の風邪」。
風邪って冬の季語と思うのだけれど、”春の”とつけば立派に春の季語。
秀句も揃っていました。
そこんところが、奥深くてワタシめの手に負えぬところです。
そこで蝶。蝶よ花よと例えられ、まがうことなく季語は春。それにも季節を加えれば、居り所は変わるのです。
たとえば夏の蝶とか、秋蝶、冬蝶とか。
「凍て蝶」という美しい表現もありました。
・ 野を遠く廊下の隅に凍てし蝶その透明を花に添えおく
・ 日向好きそよ風好きの蝶なりき今薄衣のままに凍ており
鳥野