来月の句会のお題に「草餅」が入っているので、先輩の句で参考になるものは無いかと歳時記を開いてみた。
すると、大先輩、芭蕉先生が二句作っている。
青ざしや草餅の穂に出でつらん
両の手に桃とさくらや草の餅
最初の青ざし(夏の季語)は麦穂を挽い撚った菓子。で句意は、青ざしは草餅が穂を出したようだ。さらに解説には草餅には恋の余情があり「穂に出ず」を取り合わせたところが新しみだという。
次の両の手の句意は、私の庵の庭には、美しい桃と桜があり、門人にも桃桜に比すべき其角や嵐雪がいる。私は両手に花で草餅を食べる幸せ者だ。とのこと。
この句を読む限り、芭蕉先生も俳聖とは言い難いような気がするが、いずれにしろ「草餅」には苦労しそうである。
すると、大先輩、芭蕉先生が二句作っている。
青ざしや草餅の穂に出でつらん
両の手に桃とさくらや草の餅
最初の青ざし(夏の季語)は麦穂を挽い撚った菓子。で句意は、青ざしは草餅が穂を出したようだ。さらに解説には草餅には恋の余情があり「穂に出ず」を取り合わせたところが新しみだという。
次の両の手の句意は、私の庵の庭には、美しい桃と桜があり、門人にも桃桜に比すべき其角や嵐雪がいる。私は両手に花で草餅を食べる幸せ者だ。とのこと。
この句を読む限り、芭蕉先生も俳聖とは言い難いような気がするが、いずれにしろ「草餅」には苦労しそうである。