春眠にも飽き手を伸ばしたら、藤田湘子の「俳句の入口」という昔BOOK-OFFで買った本が落っこちてきた。これも何かの縁とパラパラめくって赤線の多いページを読んでみた。
「十二音を貯めておくおく」
例えば⑤+⑦で、「本買えば表紙が匂ふ」のフレーズを思いついたら貯めておく。
次に⑦+⑤で、「こときれし夜を誰も知らず」のフレーズを書き留めておく。
このとき、この十二音を何度も音読しリズム感があるか確かめておく。
そして、それぞれの下や上の季語をいつの日か探し当てる。
そしてこの季語を見つけても句全体を音読しリズム感を確かめる。
ところで、これらの句の季語は「雪の暮」と「こほろぎの」で、それぞれ
大野林火と山口青邨の句です。
「十二音を貯めておくおく」
例えば⑤+⑦で、「本買えば表紙が匂ふ」のフレーズを思いついたら貯めておく。
次に⑦+⑤で、「こときれし夜を誰も知らず」のフレーズを書き留めておく。
このとき、この十二音を何度も音読しリズム感があるか確かめておく。
そして、それぞれの下や上の季語をいつの日か探し当てる。
そしてこの季語を見つけても句全体を音読しリズム感を確かめる。
ところで、これらの句の季語は「雪の暮」と「こほろぎの」で、それぞれ
大野林火と山口青邨の句です。