週刊日本の歳時記に評論家塩田丸男氏が、忘れられない俳句として次の二句をあげている。
明日ありやあり外套のポロちぎる 秋元不死男
てんと虫一兵われの死なざりし 安住 敦
そして、忘れえない自句として
敗兵となりたる汗を掌で拭ふ 塩田丸男
を記し、この時代の男たちが皆体験した戦争・敗戦・希望について語っている。
そこでこれらの句についての思いを三回に分けて紹介したい。
明日ありやあり外套のポロちぎる 秋元不死男
てんと虫一兵われの死なざりし 安住 敦
そして、忘れえない自句として
敗兵となりたる汗を掌で拭ふ 塩田丸男
を記し、この時代の男たちが皆体験した戦争・敗戦・希望について語っている。
そこでこれらの句についての思いを三回に分けて紹介したい。