575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

敗戦と希望と        愚足

2009年03月02日 | Weblog
 週刊日本の歳時記に評論家塩田丸男氏が、忘れられない俳句として次の二句をあげている。
  
   明日ありやあり外套のポロちぎる   秋元不死男

   てんと虫一兵われの死なざりし    安住 敦

 そして、忘れえない自句として

   敗兵となりたる汗を掌で拭ふ     塩田丸男

を記し、この時代の男たちが皆体験した戦争・敗戦・希望について語っている。
 そこでこれらの句についての思いを三回に分けて紹介したい。
コメント
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