我が庭の主賓はメジロである。以前、通りかかった人にメジロを養殖しているのかと尋ねられたことがあるくらい数多くのメジロがやってくる。11月になると餌があるかどうか偵察にくる。まだないねと言いながら飛び去っていく。庭にはかなり大きな渋柿があり実を付けているので熟すと食べに来る。メジロのまねをして食べてみたけれどかなり渋くその味覚を疑いたくなる。けれど、置いた餌への味覚は確かで、甘い物ほど早くなくなる。
メジロはスズメ目メジロ科の鳥でキクイタダキ等と一緒に小さな鳥であるが、そのパワーは偉大であるとおもっている。町でも森でもミルチル、ミチルとも忠兵衛、長兵衛、忠長兵衛ともききなしされる鳴き声はすこし慣れればいつでも聞くことができる。
またどんなマンションのベランダでも蜜柑を置いてやれば2,3日のうちには食べに来る。
目白押しはメジロが寝るとき一つの枝に集まりぎゅうぎゅう詰めになっている様子を表しているという。この様を見たことがないが数多いメジロが眠りに就くときはどんなであろうか。見てみたい。庭では、相手探しが始まり羽をふるわせているのがいる
一方、ピッタリ寄り添っている番がいて、今が一番賑やかである。
2月半ば、ヒヨドリが集団でやって来る。あまりの騒がしさとフンの色の毒毒しさに餌を置くのを止める。メジロは名残が尽きない様子でないの本当にないのと3月中は見くる。そのあと彼等は繁殖のため帰って行く。 どこへ? 是非我が庭に来て一冬果物をご馳走した数十翅の繁殖地に招待されたいものである。