日本語は難しい。一度引っかかると、事あるごとに思い出して、その解釈に迷うモノがあります。
わたしの場合は「さわり」。
ずいぶん前ののこと、ある短歌のカルチャーで受講者が、映画を見終わった余韻を詠みました。
「ラストシーンの台詞の耳ざわりが快く残って、座席を立ち難かった」というものだったと覚えています。
その作について、耳ざわりというのは「耳障り」であり、不快感を言うもので、ふさわしくない表現という評が出ました。
一応は納得したものの、すっきりしませんでした。
”さわる”には、障ると触る、の二つの漢字があって、手触り・肌触りの場合は、やさしい感覚を表します。
耳触りという熟語はないのでしょうか。辞書では確証が得られず仕舞いです。
わたしの場合は「さわり」。
ずいぶん前ののこと、ある短歌のカルチャーで受講者が、映画を見終わった余韻を詠みました。
「ラストシーンの台詞の耳ざわりが快く残って、座席を立ち難かった」というものだったと覚えています。
その作について、耳ざわりというのは「耳障り」であり、不快感を言うもので、ふさわしくない表現という評が出ました。
一応は納得したものの、すっきりしませんでした。
”さわる”には、障ると触る、の二つの漢字があって、手触り・肌触りの場合は、やさしい感覚を表します。
耳触りという熟語はないのでしょうか。辞書では確証が得られず仕舞いです。