575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

風光る本買込んでひた走る   朱露

2010年02月25日 | Weblog
 
      田舎のこととて本屋まで車で二十分。
      山裾の直線道路を適当にぶっ飛ばす。
      本は読むより買うのが楽しくて困る。
      年に何度か持っている本を買う馬鹿。

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初めての食材   麗

2010年02月25日 | Weblog

昨夜、初めて独活を調理しました。

早春の頃、よく母が作っていた独活のすまし汁。
子供の頃は独特の苦みが苦手でした。

ところが、昨日スーパーで「山独活」が売られているのを
発見。あんなに産毛がはえていて先っぽはゼンマイのような形を
しているとは知りませんでした。

袋には「独活は捨てるところはありません」と書いてあり
山独活はアクも少ないとのこと。
皮はきんぴらにし、穂先は天ぷらにいいそうです。
私は母の味をまねて溶き卵入りのすまし汁を作ったところ、
絶品。私もようやく大人の味覚になったようです。
皮で作ったきんぴらも香り高く春の味がしました。

独活の俳句を探してみると

山独活の土つくままに逞しき(坊城としあつ)


という句がありました。

それにしてもウドとは「独りで活きる」と書くのですね。やはり逞しい。
「ウドの大木」とあまりいい意味で使われないウドでしたが
これからはタラの芽と同様、我が家の春の味になりました。麗

     
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