575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

崖のうえのポニョ    遅足

2010年02月19日 | Weblog
遅ればせながらテレビで観ました。

お魚が人間のこどもに恋をして人間に変身するという物語。
愛こそが魔法(科学技術)よりも強く、世界を救うというメッセージは
変わっていないようでした。

見はじめて、最初に?と感じたのが
母と子がファーストネームで呼び合っていること。
これは?なぜなのかな?
最近の母子は、そうなんでしょうか?

面白かったのは、男の子以外は、男性の描かれ方です。
お父さんは、航海にでて留守。
ポニョのお父さんはお母さんに全く頭があがらない存在。
母が海の神で偉大なパワーを持っている存在なのに対して
科学の力(知力)をもつ者として描かれていました。

これに対して、女性は個性豊か。
お母さんが元気そのもの。
(子どもにとって、父は遠い存在で、
一番身近なのは母ですから、当然でしょうが・・)

海の神様とお母さんは同じ存在でしょうね。
さらに老人ホームには男の影がまったくありません。
おばあさんはシッカリ描かれて、物語のなかでも
大切な役割を果たしています。

   

人間は最初から人間ではなく、人間になる存在。
人間になるためには愛が不可欠なんでしょうね。

もののけ姫、という戦う少女、を創造した宮崎さん。
戦う少女のイメージは、魔法によって人間になったポニョが
波にのって男の子を追いかけるシーンに鮮やかに描かれていました。

わたしは、このシーンが好きです。

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春日の出待つこと長し詰碁解く    朱露

2010年02月19日 | Weblog


      五時起床六時朝食七時十五分日出。
      食後続けてバンクーバーは見ない。
      新聞を読むか詰碁を解くか、詰碁。
      食後すぐ逆上するのは命を縮める。

コメント (1)
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