雁渡し自ら並ぶ試験管 高野ムツオ
雁が北から渡って来る頃に吹く風を、雁渡しというそうです。
それに試験管を取り合わせた句、一体、どう読んだら良いのでしょうか?
ちょっと気になる句なので、飴玉のように口に含んでみました。
最初は、一向に溶ける気配がありません。
一日置いて、また舐めてみました。
景は、大空の見える実験室でしょうか。
部屋の中に並んでいる試験管。
雁が渡ってくる風が吹く季節になると、
試験管もどこかへ飛んで行こうとしているのでしょうか?
自分から整列しているようだ。
少し溶けて甘くなった感じです。
もう少し舐めていたら、試験管の中身の味も分かるかも・・・
まったく口に入れて見ようと思わない句もありますが、
ちょっと気になる句は、メモしておきます。
そして、ちょっと舐めてみる・・・
それが、今の私の俳句の楽しみ方です。
雁が北から渡って来る頃に吹く風を、雁渡しというそうです。
それに試験管を取り合わせた句、一体、どう読んだら良いのでしょうか?
ちょっと気になる句なので、飴玉のように口に含んでみました。
最初は、一向に溶ける気配がありません。
一日置いて、また舐めてみました。
景は、大空の見える実験室でしょうか。
部屋の中に並んでいる試験管。
雁が渡ってくる風が吹く季節になると、
試験管もどこかへ飛んで行こうとしているのでしょうか?
自分から整列しているようだ。
少し溶けて甘くなった感じです。
もう少し舐めていたら、試験管の中身の味も分かるかも・・・
まったく口に入れて見ようと思わない句もありますが、
ちょっと気になる句は、メモしておきます。
そして、ちょっと舐めてみる・・・
それが、今の私の俳句の楽しみ方です。