575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

新米の其一粒の光かな  虚子

2011年11月03日 | Weblog
先日のNHK俳句に出演していた言語学者の金田一秀穂さん。
俳句は一つの言葉をクリーニングしてぴかぴかにするもの、と話していました。
そして例にあげたのが、虚子のこの句。

  新米の其一粒の光かな  

虚子は、この句で「新米」という言葉を洗濯して光らせていると。

俳句はわずか17文字。そのなかの一つの言葉を光らせる。
なかなか難しいですね。
                  遅足




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十という数ならば何?シーベルト    郁子

2011年11月03日 | Weblog
☆静荷・まさに時事句。
☆狗子
作者・数字の十と格闘していたら、この句が生まれました。

遅足・「十」という宿題に真剣に取り組んだ句ですね。
   季語は、長い歴史のなかで独自の世界を作り上げてきましたが、
   数字の十は、どちらかというと実用的な文字。
   それだけに既成の概念を壊して、一句をつくりあげるのは
   難しかったと思います。

   またフクシマ原発で、核融合が起きたようですね。
   東電や政府の見通しが甘かったことを示しています。
   なかなか前途多難・・・

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起き抜けはプチ缶ビール文化の日     朱露

2011年11月03日 | Weblog
    多米の山も人家も寝静まっている。
    何回も言うが何故人が増えたのか。
    駅まで遠いし店屋もロクにないし。
    昔は日本人もブラジル人も居ない!

              

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