575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

「神無月」句会近づく    遅足

2011年11月09日 | Weblog
今回の題詠は「神無月」です。
「神の旅」「神の留守」などもOKです。
普段はほとんど神仏を意識することはありません。
困った時以外は。
しかし、ちょっと周囲を見回すと・・・

  街中に神仏おわす初詣   小泉仁信

塔句会の句集に載っていた句。
こう言われると、いろいろな所に
神様や仏様がいらっしゃることに気付かされます。
名古屋市内の四間道という古い町並みでは、
住宅事情のせいで、屋根に神様が祀られています。

こうした神様たちは、旧暦11月、出雲へ出張なさるそうです。
年一回の会議だどうですが、おかげで、出雲を除いて
日本中「神の留守」となります。
(留守番をする神様もいるそうですが)。

みなさんが、神無月をどう詠むのか?楽しみです。


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冬に入る蜘蛛電線に糸掛ける   朱露

2011年11月09日 | Weblog
    「フユニイル」と読んでいただきます。
    目の前の辛夷から蜘蛛が電電を狙った。
    五米はあるので一筋縄で行く筈はない。
    着いた所で先の展望があるわけはなし。

               



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「冬麒麟」ピシッと開けて多米の山    朱露

2011年11月09日 | Weblog
   トウキリンと読むのかフユキリンなのか。
   製造者は飲んでくれればどっちでもいい。
   飲む方も安くてうまければどうでもいい。
   七時半多米の山から陽が出て顔に当たる。

              



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