若いころ、祖母のあつらえてくれた形見の着物を着て、
初釜の席に、と作者。
冬座敷という季語は、人生の節目節目の出来事を
思い出させてくれるようです。
形見という言葉が、冬座敷のぴんとした空気を表しています。
正式のお茶席では、お薄と濃茶の両方が出るとのこと。
とくに、濃茶は大切なお茶事だそうです。
何分、茶道には疎いのでググってみました。
濃茶の場合は「点てる」とは言わず「練る」そうです。
もともとは中国から薬として伝わったお茶。
その当時の飲み方が濃茶として続いています。
テレビで見ただけですが、ひとつの椀に入っているものを
飲みまわしていましたが、この飲み回しは、利休が始めたものと。
晴れ着を着て濃茶をまわす。
緊張していた作者の姿が目に浮かぶようです。
形見と冬座敷は相性がいいようです。
冬座敷形見の品を広げたる 平居澪子
のち
名古屋も寒い朝。氷点下4度でした。1センチの雪。
雪景色正面にして冬座敷 遅足
初釜の席に、と作者。
冬座敷という季語は、人生の節目節目の出来事を
思い出させてくれるようです。
形見という言葉が、冬座敷のぴんとした空気を表しています。
正式のお茶席では、お薄と濃茶の両方が出るとのこと。
とくに、濃茶は大切なお茶事だそうです。
何分、茶道には疎いのでググってみました。
濃茶の場合は「点てる」とは言わず「練る」そうです。
もともとは中国から薬として伝わったお茶。
その当時の飲み方が濃茶として続いています。
テレビで見ただけですが、ひとつの椀に入っているものを
飲みまわしていましたが、この飲み回しは、利休が始めたものと。
晴れ着を着て濃茶をまわす。
緊張していた作者の姿が目に浮かぶようです。
形見と冬座敷は相性がいいようです。
冬座敷形見の品を広げたる 平居澪子


名古屋も寒い朝。氷点下4度でした。1センチの雪。
雪景色正面にして冬座敷 遅足