575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

冬座敷昔の雨戸の音の良き    静荷

2016年01月31日 | Weblog
街を歩いていても、瓦葺の家は、ほとんど姿を消しています。
あっても空家で、雨戸がぴっちりと閉まってまま。
昔は、朝になると、まず雨戸を開いて一日が始まりました。

一度へそ曲げると、にっちもさっちもいかなかった
雨戸に苦労しました、と智恵さん。

私も、戸袋に雨戸をしまっていくと、最後の一枚が入りません。
コツを覚えるまで一苦労したことを思い出しました。

心地よく開いていく雨戸。音の良き、と表現しました。
冬座敷を音で詠んだ句は少ないようです。

  雨音もひとつの調べ冬座敷  宮川みね子

            

今日は消防署で防災訓練。
タオル一枚とお湯100CC、ビニール袋を使った
体の拭き方などを習いました。
この他、ラサンラップを使った骨折の応急手当なども。
これが役に立たないことを祈っています。
                     遅足

コメント
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