575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

馬鈴薯の小さきありて遠山郷  能登

2017年09月09日 | Weblog
20~30年前、まだ、観光客の少ない遠山郷下栗の里に行ったことがあります。
その時、貧しい山村の急斜面の畑で、住民の命を繋いできた馬鈴薯のあまりの小ささに、
茫然としてしまいました。そんなよそ者の思いとは別に、村はきれいでした。
作者のコメントです。

信州・遠山郷下栗の里は私もかなり前に行ったことがあります。
しらびそ高原からの帰り。南アルプスから伸びる尾根にそって南へ。
下栗の里は、麓に向かって拓かれた土地。
まるで谷底へむかって落ちていくような地形です。
お隣の家は上か、下です。水田はもちろんありません。
畑も急斜面で雨が降ったら土が流れてしまいそう。
「天空の里」と呼ばれるほどの絶景でした。

写真はその時に買ったパンフレットの表紙です。
きっと下栗の里が映っていると思うのですが・・・遅足


コメント
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