「西郷どん」もいよいよ大詰め。
さて、このドラマのナレーションを担当している西田敏行がよく発した「チェスト!」という言葉。「がんばれ!」という意味くらいの方言かな?と思っていました。
ずっと気になっていました。国語辞典をひいてみるとちゃんと載っていました。
「外来語かといわれるが、語源は未詳。激励するときに発するかけ声。江戸末期、鹿児島地方からはやった」とのこと。
そして、先日来よりすっかりはまっている司馬遼太郎の「街道をゆく」の長州路を読んでいたら、このチェストという言葉が出てきました!
なんと、昭和10年くらいまで鹿児島地方では「チェスト!関ヶ原」というかけ声をかけており、小学校の綱引きでも正念場でこのかけ声が使われていたそうです。チャンバラごっこの時も「チェスト!関ヶ原」と叫んでいたとのこと。
なんでも、1600年の関ヶ原の役で島津兵千人が出陣、生還したのはわずか70人ということで「関ヶ原の恨みを忘れるな」という教えが子供の遊びにまで浸透して徳川300年を過ごしていたのです。
これが長州山口県になると「天誅だ!」とかけ声をかけてチャンバラごっこ。幕末の京都をふるえあがらせたこの奇声がはやっていたそうです。
恐るべし薩長のかけ声です。それでは皆さんも今日一日「チェスト!」
さて、このドラマのナレーションを担当している西田敏行がよく発した「チェスト!」という言葉。「がんばれ!」という意味くらいの方言かな?と思っていました。
ずっと気になっていました。国語辞典をひいてみるとちゃんと載っていました。
「外来語かといわれるが、語源は未詳。激励するときに発するかけ声。江戸末期、鹿児島地方からはやった」とのこと。
そして、先日来よりすっかりはまっている司馬遼太郎の「街道をゆく」の長州路を読んでいたら、このチェストという言葉が出てきました!
なんと、昭和10年くらいまで鹿児島地方では「チェスト!関ヶ原」というかけ声をかけており、小学校の綱引きでも正念場でこのかけ声が使われていたそうです。チャンバラごっこの時も「チェスト!関ヶ原」と叫んでいたとのこと。
なんでも、1600年の関ヶ原の役で島津兵千人が出陣、生還したのはわずか70人ということで「関ヶ原の恨みを忘れるな」という教えが子供の遊びにまで浸透して徳川300年を過ごしていたのです。
これが長州山口県になると「天誅だ!」とかけ声をかけてチャンバラごっこ。幕末の京都をふるえあがらせたこの奇声がはやっていたそうです。
恐るべし薩長のかけ声です。それでは皆さんも今日一日「チェスト!」