575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

11月句会の最終結果です。  遅足

2018年11月23日 | Weblog
静荷さんの選句も頂きました。ご覧の結果となりました。

題詠「冬はじめ」
①冬はじめヒートテックのまとめ買い(麗子)すみ・遅足・晴代・郁子
②瀬の音に目覚めし鏡花冬はじめ(等)遅足
③加減よく菜にふる塩や冬はじめ(晴代)能登・結宇・智恵・千香子・亜子・静荷
④走り寄る頬紅き子の冬始め(能登)智恵・静荷
⑤手帳買う空欄の未来(あす)冬はじめ(郁子)等・智恵・すみ・亜子
⑥耳で振るカセットボンベ冬はじめ(すみ)能登・結宇・遅足・麗子・狗子
⑦木魚までとどく日差しや冬はじめ(遅足)等・能登・結宇・千香子・佐保子・すみ・麗子・狗子・晴代・亜子・郁子・静荷
⑧はや点る赤提灯や冬はじめ(亜子)佐保子・狗子・晴代
⑨夕月のはやくも冴えて冬はじめ(静荷)千香子・佐保子・郁子
⑩池の鳥くるを待ちをり冬はじめ(佐保子)等
⑪冬はじめ子らも鎌手に歩道(みち)の草(千香子)
⑫奈良坂や原生林の冬はじめ(結宇)
⑬南座の顔見世興行冬はじめ(狗子)麗子

自由題
①虎落笛形見の筆の竜の彫(千香子)結宇・遅足
②手入れせぬ黄菊白菊薫る庭(佐保子)すみ・狗子
③冬近し補聴器に鳴る風の音(亜子)結宇・遅足・麗子・晴代・静荷
④むず痒し肌粉をふく冬旱(すみ)能登
⑤騒がしき重機小春のパーカッション(郁子)等・智恵・佐保子・すみ・狗子・晴代
⑥柿紅葉レシピ教わる垣根ごし(晴代)千香子・郁子・静荷
⑦小春日や外泊許可の出たという(麗子)能登・智恵・すみ・亜子
⑧路地折れて風も曲がりぬ寒暮かな(等)千香子・亜子・郁子
⑨眠られぬ枕に三すじ木の葉髪(能登)等・狗子・郁子
⑩南天の色づきて婚ちかづけり(遅足)能登・佐保子・麗子・亜子
⑪からからと落葉に押され山降る(静荷)等・結宇・智恵・千香子・佐保子・遅足・麗子・晴代
⑫粟津止む八百年を木曽檜(結宇)
⑬おめかしをハロウイーンかと間違える(狗子)静荷

次回は12月19日(水)午後1時20分・愛知県芸文センター12階C会議室
題詠は年末、年の暮れに関わる一切の季語OKです。

来年1月の句会は、イレギュラーです。23日(水)になります。ご注意下さい。
コメント
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