高山の観光園での「菜洗い」のニュースを見ました。
冬になると紹介される定番のイベントです。
洗っているのは赤蕪や白菜。素手ですから手も真っ赤。
昔なら皹、皸ですね。
洗いあげた白菜、蕪は塩を振って漬け物に。
沢庵や家の掟の塩加減 高浜虚子
家々でそれぞれの塩加減がありました。
炊き立ての新米と一緒に食べたら美味しいでしょうね。
塩は人間の生活に欠かせません。
江戸時代には、名古屋でも塩作りが行われ、
信州まで運ばれていったそうです。
塩の道また仏みち木の葉散る 団藤みよ子
塩を菜に振るという内容には、歳時記の定番。
新しさを出すには、どうしたら良いでしょうか? 遅足