575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

紅葉かつ散るや生前遺作展  遅足

2019年12月13日 | Weblog

会社の美術部門の先輩でお世話になったEさんから、
生前遺作展を開きます、との案内状が届きました。
会場は栄の地下にある小さなギャラリー。
そっと覗くと、車椅子に乗った先輩は元気そのもの。

「なぜ生前遺作展を開こうと思ったんですか?」
「死んでから遺作展をしようとしても、どの作品を選んでいいのか?
と奥さんに言われてね」とわらって答える先輩。

若いころは「青」。最近の絵は「赤」と正反対の色使い。
赤い絵も小品ながら味があって、欲しいなと思う絵が。
会場には懐かしい顔も。久しぶりに昔話を楽しみました。

「紅葉かつ散る」は晩秋の季語。
紅葉しながら、ちりゆく紅葉のことです。
コメント
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