575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

「冬ざれの 石段ひとつ 吐息つき」<殿>

2019年12月12日 | Weblog


麗氏とご両親の罹患。
さらに、遅足氏のパソコン故障と重なり、
拙筆を取らせていただきました。
先輩諸氏のご理解をお願い申し上げます。

毎日、俳句を詠む。
私にとっては石段を登り続ける感。

とまれ、麗氏とご両親の全癒をお祈り申し上げます。<殿>
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感謝を込めて   麗

2019年12月12日 | Weblog
3週間ほどブログお休みさせて頂きました。殿さま、お助け下さり本当にありがとうございました。

私のひどい風邪、そこへ母危篤の知らせ、一目会いたいと新幹線に飛び乗り大阪入り。実家に行くと父も大風邪をひいており熱が下がらず。母と同じ病院に頼み込んで父を入院させて来ました。
おかげさまで、母は一命を取り留め、予断を許さない状況ですが落ち着いています。父も昨日ようやく点滴が抜けたそうで、私の風邪も完治しました。
この間、色んな方に祈り、支えて頂きました。心から感謝しています。ありがとうございました。

ふらふらになって自宅に戻ってみると喪中はがきが数枚届いておりました。その中に、私が現役の時にお世話になったSさんの訃報があり目を疑い愕然となりました。

実は私が5年前に大病をしたあと、ラインで励まし続けてくださり、時折たわいないおしゃべりをしていました。
私がご紹介したミニ盆栽に興味を抱かれ即座に入会。以降、作品展のご案内をいただき鑑賞する機会を得ていました。
盆栽はもとより、盆栽を乗せる台もご自身で作られたり、一つのテーマで小宇宙を生み出されていました。
今年の春、もう盆栽の会を辞めたとの連絡がありました。
それから2ヶ月後の6月に亡くなっていたのです。私は何も知らずに「Sさんお元気かな?」と時々思っていたのにお尋ねもせず。。。あんなに私の体調を気にかけ励まして下さっていたのに、私は何も恩返しをしないままSさんはこの世を去っておられたのです。
最後に交わしたラインが「みっちゃんが今幸せな暮らしがあるのも両親のおかげです。しっかり親孝行して下さい。」というものでした。それを読み返して、今両親が大変な時に、またSさんがメッセージを下さったのだと思い泣きました。
私はこの訃報が信じられなくて、届くはずのないラインを打ちました。
永遠に既読にはならないメッセージだけど、もしかしたらデジタルの海の中、宇宙の虚空に届くかも?とかなわぬ期待を抱いて感謝の言葉を送りました。
Sさん、本当にありがとうございました。親孝行します。

         永遠に既読にならぬラインかな  麗

追伸
写真は一昨年のSさんのミニ盆栽の作品です。私がプレゼントした小さな太陽の塔が飾られていました。「感謝」という文字も見えます。
コメント (1)
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