575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

12月句会近づく   遅足

2019年12月09日 | Weblog
今回の題詠は「冬ざれ」です。
冬ざれ、とは、草木が枯れはてて寂しい冬の風物のようす。
また、そのような冬の季節を言います。
「ふゆざれ」「ふゆざるる」言葉から来る印象もぴったり。

俳句は「モノ」を詠む短詩ともいいます。「石」を詠んだ句です。

  大石や二つに割れて冬ざるる  村上鬼城

  冬ざれや小石を嗅ぎに犬戻る  長谷川櫂

大きな石、小石。それぞれに冬ざれの季語が効果的。
さて身の回りに何を見つけましょう・・・。

コメント
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