素朴さを感じます。(泉さん)
詩情あふれる美しい句ですが、星降る里とか、野辺に咲くは、
聞きなれた言葉で何となく俳句としてどうなのかと、思いました。
しかし何か引っかかるものがあり、何かと考えたら、
この句の七五は、歌のメドレーになっていると気づきました。
「星降る里」は合唱曲。
赤く染まる夕焼けの空、木立をわたる優しい風 暮れゆく世界包むように……
「恋はやさし野辺の花よ」
「野辺に咲く花」
さらに 「野に咲く花」の歌も聞こえてきませんか。(千香子さん)
たしかに、千香子さんの指摘される通りですね。
わたしも七五の言葉が美しいと感じました。
すっと心に溶け込んでくるのです。
ひょっとして、この句は亡くなった方と唄った歌。
卯の花から始まって・・・野辺の咲く花まで。
思い出の歌の数々。
歌い終わって家路につく頃、卯の花が白く夜の闇に浮かぶ。
挽歌だったのでは。(遅足)
詩情あふれる美しい句ですが、星降る里とか、野辺に咲くは、
聞きなれた言葉で何となく俳句としてどうなのかと、思いました。
しかし何か引っかかるものがあり、何かと考えたら、
この句の七五は、歌のメドレーになっていると気づきました。
「星降る里」は合唱曲。
赤く染まる夕焼けの空、木立をわたる優しい風 暮れゆく世界包むように……
「恋はやさし野辺の花よ」
「野辺に咲く花」
さらに 「野に咲く花」の歌も聞こえてきませんか。(千香子さん)
たしかに、千香子さんの指摘される通りですね。
わたしも七五の言葉が美しいと感じました。
すっと心に溶け込んでくるのです。
ひょっとして、この句は亡くなった方と唄った歌。
卯の花から始まって・・・野辺の咲く花まで。
思い出の歌の数々。
歌い終わって家路につく頃、卯の花が白く夜の闇に浮かぶ。
挽歌だったのでは。(遅足)