575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

うしろ手を真似てわらべの梅見かな   静荷

2020年09月02日 | Weblog

  2010年の句。
子供を観察する目。時に、ちょっとやさしく。

そして男性に対してはキビシイ。

  母さんと老妻を呼ぶ半夏生  2009年の句。

自分に対する時、ちょっと距離を置いて。

  うかうかと生きて今年も落葉掃く 2007年。

  いずれも塔句会(民放のOBが集まってつくった会)より。


退職後、家庭菜園で野菜つくりに熱中。
その中から句が生まれました。
それが自然を見る目を育てていきます。

  貸農園賑はひ去りて雉子(きぎす)鳴く  2004年。

  田起しの済みて畝間に陽の余る      2007年。

  いっせいに空に声あげ犬ふぐり      2009年。
                    いずれも塔句会より。

  田起しの句はとても良い句で好きです。
  ありがとうございました。お疲れ様でした。遅足
コメント (1)
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