五月闇、なんとなくミステリアスで、掴みどころの無い暗さ。誰が言うたか、言い得て妙です。
梅雨のころは、雲が低く昼間の家内でも薄暗いもので、敢えて昼夜の別はないと思っていました。
でも本来は梅雨時の月も星も見えない夜の暗さを言うらしい。
対語にある”五月晴れ”も爽やかに晴れた5月の空を描いたら、それも誤り。梅雨の只中の僅かな晴れ間を捉えるのが正しいと。
やっぱり、季語は手強くて、奥深い。
あれやこれやと言う前に、この1句。すっきりしました。
どくだみや真昼の闇に白十字 川端茅舎
梅雨のころは、雲が低く昼間の家内でも薄暗いもので、敢えて昼夜の別はないと思っていました。
でも本来は梅雨時の月も星も見えない夜の暗さを言うらしい。
対語にある”五月晴れ”も爽やかに晴れた5月の空を描いたら、それも誤り。梅雨の只中の僅かな晴れ間を捉えるのが正しいと。
やっぱり、季語は手強くて、奥深い。
あれやこれやと言う前に、この1句。すっきりしました。
どくだみや真昼の闇に白十字 川端茅舎