人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

雲は不思議だ

2024年11月03日 | 自然観察

「空気より重たい鉄の塊が空を飛ぶはずがない、あれは何かが間違っているのだ」と言って飛行機に乗らない人がいた。

では空気より重たい巨大な水の塊である雲がなんで空に浮かんでいるのだろう、やはり何かが間違っているのか。

人間の直観力はアフリカのサバンナで、目で見えるギリギリの大きさの物の範囲で形成されたもの。

小はアリンコから大はゾウまでの大きさが直観的に判断できる範囲、それ以外は理解不能な対象。

なんてことを考えるようになった私の頭は先祖返りしてしまったのか、いやこれは  Sense  of  Wonder  なのです。

「美しい物、未知な物、神秘的なものに目を見張る感性:センス・オブ・ワンダー」先祖返りではなく幼児返りだな。


空の写真

2024年10月27日 | 自然観察

暁(あかつき)、朝未き(あさまだき)、朝焼け(あさやけ)、曙(あけぼの)、

朝明け(あさあけ)、東雲(しののめ)、黎明(れいめい)ざっと拾っただけでこれだけ有ります、

でもこの使い分けは日本語学者でなければ分からない。それともどうでもいいのかな。

 

良く晴れた夜空だったので30秒間隔でインターバル撮影した内の一枚です、空には何も写っていません。

 

173枚、1時間26分を比較明合成するとこうなります、使用したソフトは「キクチマジック」、

何も無い所から星が現れます、まさにマジックです。

それにしても都会の夜空は寂しいな、光害の無い所で撮ったなら夜空が星だらけでレコード盤の様になります。


8分19秒前の太陽

2024年10月26日 | 自然観察

秋の空の夜明け前、夜の帳が明けてゆく、今日もまた一日が始まる。

 

雲一つない地平線から日が昇る、街の御来光だ。

 

今年は太陽活動の極大期、アインシュタインはこう言っていた

「光速度が有限である以上、この世に今と言う時間は無い」8分19秒前の太陽です。


裏山に初冠雪 色彩が乏しくなった森の中

2024年10月20日 | 自然観察

朝方まで降っていた雨、時々あられが上がりました、手稲山(1023m)に初冠雪です、ついにやってきた冬の使者。

 

裏山の散歩道も前回行ったのは10日ほど前か、これで木の葉も一気に落ちるだろう。

 

朝鮮五味子の赤い実、こんな写真ももう撮れなくなるだろう、あとは枯れ木と雪ばかり。

 

今時のマムシグサの赤い実、色彩の乏しくなった森の中では良く目立つ存在だ。

 

赤と緑のコントラストは何に対するアピールなのか、これを食う生き物は見たことない。

 

ホコリタケ別名キツネノチャブクロ、中まで真っ白な幼菌は食べられるそうです。


10月17日の太陽・月・彗星

2024年10月18日 | 自然観察

10月17日の朝日、今日は一日天気がよさそうだ、この太陽が西へ沈んだらカメラの準備をしましょう。

 

10月17日18時58分、一日違うと出現位置が随分と西へ寄って小さく暗くなった、135mmレンズで。

 

東の空には今年一番大きい満月、スーパームーンが昇ってきた、満月の写真はあまり面白くない。


10月16日の紫金山・アトラス彗星

2024年10月17日 | 自然観察

10月15日は曇り空だったので彗星の写真は休み、昨日は良く晴れたので撮ってみた。

18時20分撮影、日ごと高度は高くなってゆくのだが、この日は東の空に煌々たる満月が輝いていた。

この彗星は8万年の周期彗星なので、前回見たのはネアンデルタール人だったとか。

実はこの写真、本人は居間でビール飲んでいる間に窓際にセットしたカメラでインターバル撮影したもの、手抜き写真です。

今日も天気よければ望遠で少し寄って撮ってみようかな、段々暗くなってゆくので上手く取れるかな。


秋になると色々出てくる

2024年10月09日 | 自然観察

秋と言えばアカトンボ、全身真っ赤なアカトンボは別の名前が有る様だが。

 

夏のあいだ遊んでばかりいたキリギリス、冬になって食い物が無くて困ったのは何の話?

 

お尻が白いからセイヨウオオマルハナバチ、授粉用に持ち込んだものが野生化した。

 

ホソヒラタアブ、夏に頭の周りを飛び回っていたのはこいつかな。

 

秋になるとドングリの実が茶色に熟しもうすぐ落ちる、ミズナラの下はドングリだらけ。

 

ドングリを見るとこの人を連想してしまうのは変でしょうか、この人は秋になっても落ちません。


手稲山地滑りについて・2008年8月3日の追記

2024年10月07日 | 自然観察

ずいぶん古い話ですが当ブログ2008年8月3日の「手稲山地滑り」にアクセスが多くなりました。

なんでかなと思ったら、月刊財界さっぽろ10月号に手稲山地滑りの記事が載ってからでした。

 

手稲山頂上直下から国道五号線(赤線)に至る地形的になだらかな範囲が手稲山地滑りです。

これがすべて一つの地滑りかは分かりませんが、直線距離で約5.7kmあります。

 

これが頂上直下の滑落崖、上級者コースの北斜面です。

 

手稲山頂上から眺めた地すべり崩土の全体像、中央が昔のスキー場千尺高地です。(2007年1月撮影)

 

この方が分かりやすいですね、東側は三樽別川から西側は稲穂5条3丁目付近までが地すべり崩土です。

地理院地図から3D表示させました。

 

2021年9月15日に撮影した手稲橋下流側の市道に入った亀裂、私の記憶ではもっと前から有ったような。

数年前から彼方此方に観測機器を埋設して調査しているようです。

 

手稲橋付近の地すべり崩土、緩んでいると言えば緩んでいるような、

手稲橋の橋台に亀裂が入ってから本格的に調査を始めたようです。

新幹線工事で地滑りの末端部を切り土してヤードを作っていたが、大丈夫かいなとハラハラして見ていました。

以上2008年8月のブログの追加投稿でした。


朝空・夕空とイカリモンガ

2024年10月06日 | 自然観察

秋になると大陸からの乾燥した高気圧に覆われ空の透明度が増し、朝日に照らされた雲が美しい。

 

夕空に地球影とビーナスベルトが見られることが多くなり、大気の透明度が良ければならでは。

 

蝶類図鑑を調べても載っていません、蝶ではなくイカリモンガ(碇紋蛾)という蛾の仲間でした。

腹が出て太っている以外は、触角が細く姿形は蝶です、そもそも蝶と蛾の区別って有るのかな。