バラ科シャリンバイ 別名モッコクモドキ、本州中部から小笠原諸島・沖縄諸島に分布する。
樹皮にタンニンを含むため、大島紬などの染料に用いられている。
高さ数mの中木になるらしいが、海岸に生えているものはこの様に矮小化している。
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」なんて一文が頭に浮かびます・・・寒い。
バラ科シャリンバイ 別名モッコクモドキ、本州中部から小笠原諸島・沖縄諸島に分布する。
樹皮にタンニンを含むため、大島紬などの染料に用いられている。
高さ数mの中木になるらしいが、海岸に生えているものはこの様に矮小化している。
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」なんて一文が頭に浮かびます・・・寒い。
ベンケイソウ科コダカラベンケイソウ・・・だと思う、マダガスカル原産の外来種、と言うよりは園芸種。
遠目で見たときは岩場に打ち上げられた干からびたタコかと思ったが、よく見たら植物だった。
何処からどうやって此処にたどり着いたか知らないが、琉球石灰岩の割れ目に根を下ろしていた。
水分も栄養状態も悪い環境では、こんな奇怪な姿になってしまうのか。
周りの緑の葉はミツバノコマツナギ、今は咲いていないが赤い小さなマメ科の花を咲かせる。
一昨日から桜島が噴火を続けている、この程度の噴火は鹿児島県人にとっては
「今日も桜島は元気が良い」といった程度らしい。25.01.19の気象庁火山観測ページから。
オシロイバナ科ブーゲンビレア、南アメリカ原産の低木または蔓性植物、
日本ではハイビスカスとともに亜熱帯を代表する花です。
和名では、イカダカズラまたはココノエカズラとあるから、蔓性植物と認識されていたようだ。
沖縄の離島では庭木として植えられている、これは相当の古木である。
最初は蔓性であったが、年月を経るにつれて低木の樹木となった。
サクラソウ科ハマボッス、北は北海道から南は沖縄まで日本全国の海岸に分布する。
花穂を僧が持つ払子(ほっす)に見立てたもの、言われてみれば無理やりそうも見えなくもないが。
ここまで大きくなって固まって咲くととても払子には見えない、
咲いている場所も海岸から離れた畑の中。
亜熱帯気候のもとでは生育場所を選ばず、草丈も大きく花の色も濃い。
昨日行った公園に有った枯れたゴボウの枝と種、公園・空地・道端あらゆる場所に侵入している。
ローズナタールグラスまたはナタールレッドトップ、熱帯アフリカ原産のイネ科の牧草、だと思う。
宮古島市下地島の道端に生えていた、熱帯の植物だが牧草として栽培しているのか、まさに雑草だ。
近所の公園で、イタヤカエデの枯れ葉、北海道の冬はこんなものしか有りません。
クサトベラ科クサトベラ(草海桐花)、ハワイ~ポリネシア原産であるが外来種ではない、
海流散布により南西諸島と小笠原諸島に分布し、亜熱帯海岸林の代表的植物。
トベラ科トベラ、扉の木の扉が訛ったもの、東北地方以南の日本全国に分布する。
葉の形が似ているのでクサトベラの仲間かと思ったが、全然別物らしい。
ナス科ヒロハフウリンホオズキ、熱帯アメリカ原産の帰化植物、畑の厄介な雑草。
似たような植物にセンナリホオズキが有るが、果実のガクの脈が褐色であればヒロハフウリンホオズキ。
午後四時を過ぎると日が落ちてしまいます、青空に雪がチラホラと舞う、風花と言うのでしょうか。
ヒルガオ科ヒメノアサガオ、熱帯アジア原産の帰化植物、今では琉球列島に広く分布する。
日本の在来種と思われていたらしいが、なぜか図鑑には載っていなかった。
ツルムラサキ科ツルムラサキ、東南アジア原産の野菜の花、野生化して至る所に咲いている。
初めて見たときは珍しかった、寒い北海道では生育できない。
12月中旬、なにげない道端の茂みを切り取ってみても、そこには亜熱帯の植生が広がる。
ハイビスカスの緑の葉にも色々な緑が有ります、緑の中に赤い花、自然は色彩の魔術師です。
雪の中の枯草、色彩を失った世界、亜熱帯と亜寒帯、同じ日本列島です。
ユリ科テッポウユリ、栽培種は日本全国に分布するが、野生種の分布は種子島以南、
この写真は4月上旬の宮古島東平安名崎で撮ったもの、ちょうど満開の時期でした。
テッポウユリの名前の由来は、ブランダーバス(ラッパ銃)に似ているから、
銃口が広がった先込め銃、カリブ海の海賊なんかが振り回しているやつ。