山の雪が解けると、空の雲も形が変わってきます、ドンヨリ・ノッペリとした冬の雲から
形のはっきりとした夏の雲になります。
五月もそろそろ終わりだが、二十四節気ではもう夏です、六月二十一日は早くも夏至です。
北海道では暦の上の季節と実際の季節感にズレが有ります、なにせここは昔の蝦夷地ですから。
そんな蝦夷地の裏山に咲く初夏の野の花山の花です。
エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)とサンカヨウ(山荷葉)、
雪解け時期や標高などにより開花時期に差が有ります。
オオハナウド(大花独活)、辺り一面が真っ白になるほど群生しています。
中央部と周辺部では花の形が異なるオオハナウドの花。
カキドオシ(垣通し)、沖縄方面で見かけるキランソウの仲間です。
クサノオウ、漢字では草の黄とも瘡王とも書きます、ケシ科の有毒植物。
クルマバソウ(車葉草)、花弁は四枚ですがたまに五枚も有ります。
シラネアオイ(白根葵)、まだ咲いています。
ツバメオモト(燕万年青)、実の色がツバメの頭に、葉の形が万年青に似ているから、分かりやすいネーミング。
ハルザキヤマガラシ(春咲山芥)を撮っていたらエゾシロチョウが二頭飛んできた。
冬には赤い色した枝のミズキ(水木)に花が咲いた。