座間味集落の裏には標高131mの高月山があり、30分も歩けば
頂上の展望台に着きます。
南西方向に展望が開け、ちょうどこの時期夕日が海を赤く染めて
東シナ海へと沈んでゆくのが見えます。
シルエットとなった嘉比島(ガヒジマ)や伊釈加釈島(イジャカジャジマ)
の向こうへと沈んでゆくのですが・・・・・・。
(それにしても、舌を噛みそうなややこしい名前の島です)
東シナ海は、水平線から5°~10°上空まで常に雲ともモヤともつかぬものに
覆われています。
したがって、真っ赤な太陽がジュッと音を立てて水平線の彼方へ
沈んでゆく光景は見ることが出来ないのです。
与那国島から台湾は、年に一度か二度ぐらいしか見えないのは同じ理由です。