人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

春まだ浅き四月中旬

2013年04月12日 | 写真

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四月も中旬だというのに、どうしたことでしょう、今日は突然の吹雪です。

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春の小川と言いたいが、あまりにも寒々しい今時の裏山の川の流れです。

でもフキノトウがちらほら顔を出し始めた。

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春一番に咲くハンノキの雄花、これでも一応は花は花。

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ハンノキの木肌です。

デジカメ持って歩いても、今時はこんな物しか撮るものがない。


手稲山麓をウロつく

2013年04月10日 | 野歩き山歩き

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相も変わらず暇つぶしに山の中をウロついています。

雪が締まりツボ足で何処までも歩いて行けました。

ここは男子大回転コースへ通ずる尾根の上です。

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他にも暇人が一名いました。

スキー場はクローズしていましたが、大回転コースを滑り降りるスキーヤーです。

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星置緑地のミズバショウがやっと芽を出してきた。


日本の森の写真

2013年04月07日 | 写真

今日は台風並みの低気圧が北海道を通過中、これで雪もだいぶ解けるでしょう。

悪天候で家に籠もって話題がない、なのであちこちで撮りためた日本の森の

写真でも投稿します(二番煎じも有ります)。

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まずは日本の国土の上の方から、と言っては良くないのだが、

要するに北海道の北東部です。

雌阿寒岳の中腹に分布するハイマツの森、背が低いので灌木林か。

これより上(標高の高い所)は森林限界で高山植物の世界です。

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ハイマツ帯を下ってくると、トドマツやアカエゾマツの針葉樹の森になります。

この道の向こうにヒグマが居たらどうしよう、そんな雰囲気の森です。

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針葉樹の森に射す木漏れ日、この光の中に角の大きな雄鹿がスクッと立っていたり

すると絵になるのだが。

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北海道南西部のブナの純林、こんな所にこそヒグマが居るのだが、

でもブナの森の雰囲気は明るいです。

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日本列島を一気に南下して、福井県越前海岸の東尋坊の右隣の雄島の森です。

この島は暖かい対馬海流の影響を受け、ヤブニッケイ・タブノキ・スダジイなどの

南方系の樹木の森が発達しています。

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「屋久島は月のうち、三十五日は雨」雲雨に煙る屋久島の中腹の照葉樹林です。

屋久島の海岸は亜熱帯、宮之浦岳の頂上は亜寒帯、一つの島の中に日本列島の

全ての気候分布が有り、それぞれに対応した森が見られます。

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屋久島白谷雲水渓の苔むした森、これも月に三十五日の雨のたまものです。

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沖縄本島ヤンバルの森、ブナ科のイタジイなどを主とする森で、福井県の雄島

と似た様な植生も見られます。って言うか雄島がこちらに似ているのだが。

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石垣島まで南下して、海岸近くの亜熱帯の森、ヒカゲヘゴなんかが出てきたりして

それらしい雰囲気になってきました。

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石垣島の亜熱帯の薄暗い森の中、ティラノサウルスなんかがドスンドスンと

出てきそうな気配、映画の見すぎか。

日本列島3,000kmを10枚の写真にまとめてしまったが、白神山地のブナの森と

宮崎県の綾の森の照葉樹林へはぜひ行ってみたいな。


緑色のある写真

2013年04月05日 | 写真

雪解けが進んだとはいえ、札幌の積雪はまだ50cmほど有り、舗装道路が

やっと顔を出した状態です。

道路わきの草木の新芽や若葉が緑色になるには、あと二~三週間か。

それまでは、南の島のクワズイモの緑の葉でも眺めてじっと我慢。

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波照間島の段丘崖に生えていた蘇鉄とクワズイモ。

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石垣島米原の駐車場脇のオオタニワタリとクワズイモ。

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石垣島米原ヤエヤマヤシ群落のギランイヌビワとクワズイモ。

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番外:石垣島鍾乳洞の緑色のライトアップ。


春の海

2013年04月03日 | 今日の雑感雑記

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小樽ドリームビーチへ海を見に行ったら、人間は誰もいなかった。

さすがに海岸の雪は融けていたが、なんと侘しい風景であることか。

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エゾシカも海を見たくなったらしく、三頭ならんで歩いた足跡があった。

夜中に国道を越えて、山と海とを行ったり来たりしてたんだ。

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エゾシカのねぐらの裏山は、まだ完全に冬山雪山だ。

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小樽の赤岩山から高島岬が春霞に浮かび、まるで海上の小島の様だった。

山はまだ冬だが、海には穏やかな春の雰囲気を感じた。


翼とトゲの有る木

2013年04月02日 | 自然観察

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十文字にコルク質の翼の生えた木、ニシキギです。

この翼は生存戦略上何の役に立っているのでしょうか?

すっかり葉の落ちた冬季に、直射日光下で見ると吸熱板の様に

見えなくもないのだが。

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ハルニレの枝にコルク質の翼のあるものをコブニレと言うそうです。

これもエネルギーの無駄使いの様に思えるのだが。

生物進化の方向性に意味はないと言うことか。

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ニセアカシアのトゲ、これは動物に食われないためだろうが、

キリンなんかはトゲが有ってもバリバリ食べてしまうそうだ。

緑の葉も花も咲いていないこの時期、野山を歩いていてもこんな物しか目に付きません。


今日は千尺高地へ

2013年04月01日 | 野歩き山歩き

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今日は天気も良く暖かいので、手稲山の千尺高地へ行ってきた。

不整脈のため時々止まる心臓で、息も絶え絶え登ってきた暇人の足跡です。

今年は三月下旬から急激に気温が上がってきたので、硬雪にはならず雪が腐り、

スノーシューでもズボッと足が埋まる所があった。

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千尺高地頂上からのいつもの風景。

今年は例年の倍以上の積雪が有ったので、四月下旬まで滑ることが出来るかな。

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ネコヤナギがやっとふくらみ始めた。