人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

ノコンギクとユウゼンギク

2014年09月14日 | 野の花山の花

秋といえば菊の花、今時の野山ではノコンギクやユウゼンギクが美しく

咲き誇っています。

でもどれがノコンギクでどれがユウゼンギクなのか、あまり気を付けて

見たことがありませんでした。

昨日手稲山で気合を入れて見てきた。

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まずはこれがノコンギク(野紺菊)です。

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そしてこれがユウゼンギク(友禅菊)、葉が柳の葉のようにすらっとしている。

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ノコンギクの花と葉っぱ、葉の縁にギザギザがあり葉脈に沿ってシワがある。

でも上の方の葉にはギザもシワも無く、ユウゼンギクの葉に似ています。

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ユウゼンギクの花、花を見ただけでは区別がつきません。

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ノコンギクの葉は茎からちょこんと生えています。

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ユウゼンギクの葉は、茎を半分抱くように生えています。

花や葉を見て区別がつかないときは、これが確実な分類方法です。

なおユウゼンギクは栽培品種が野生化したものであるためか、全国版の図鑑には

野草としては載っていませんでした。


天気が不安定

2014年09月12日 | 今日の雑感雑記

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30分ほどまえに海辺を散歩していた時の空。

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家へ帰ったとたん、黒雲が湧き雷がビカビカで土砂降り、昨日から空が不安定。

沖縄方面では、青空が突然暗くなりスコールが降り出す、なんてことは良くあることですが、

北海道の空も沖縄化してきた。


今夜は十五夜

2014年09月08日 | 写真

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今夜は白露・中秋、いわゆる十五夜ですが月齢は13.9満月ではありません。

本当の満月は明日ですが、旧暦(太陰暦)の関係上今日が十五夜なんでしょうね。

これを肉眼で見て、月でウサギが餅をついている、なんて発想はスゴイです。


虹の色は何色

2014年09月07日 | 自然観察

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午前6時ごろ一時的に雨が降って虹が出た。

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虹の色は何色か、日本では「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色であるが、

アメリカでは6色、ドイツでは5色としているらしい。

私の目には、赤・黄・緑・青・紫の5色に見えるのだが。

それにしても、紫の内側にさらに二本のバンドが有る様に見えるのだが、これは何?


今日の手稲山から

2014年09月06日 | 写真

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今日の日の出は午前5時、天気が良くなりそうだ。

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空は秋空だが、いくらなんでも紅葉にはまだ早すぎた。

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なぜか札幌市中心部の上空にのみ雲が居座っている。

ヒートアイランド現象による上昇気流の発生か。

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p>マイズルソウの実が色づいてきた。


大気光

2014年09月05日 | 自然観察

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2013年1月16日午前5時43分、波照間島で南十字座を撮影していた時の一枚です。

空全体が赤い光に満ちて、その光が地表を照らしています。

当日の月の出は10時10分、月の入りは22時38分、日の出は7時18分です。

集落のナトリュウム灯の光が空に拡散しているのかと思いましたが、

遠くの海面までおも照らしているのでそれは考えられません。

まるで光の微粒子が空間全体に漂っている、そんな不思議な感覚でした。

当時の状況を思い浮かべてみれば、これは大気光ですね。

大気光とは、日中の紫外線を受けた大気の原子が、夜間そのエネルギーを

光として放出する現象です。


道端の雑草の花

2014年09月04日 | 野の花山の花

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ゲンノショウコに実が成った。もう少し経つと、実が割れてピンと種を飛ばす。

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イヌタデ「蓼食う虫も好き好き」のタデはヤナギタデという種類らしい。

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ウシタキソウ、名前の由来は牛滝山かららしいが、牛滝山ってどこだ?

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これが本家本元のアカバナ科アカバナ属アカバナです。

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タデ科エゾノギシギシ、これは花ではなく実でしょう、アリンコが二匹いるよ。