人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

11月9日の手稲山 ダケカンバ落葉

2023年11月10日 | 写真

積雪の無い手稲山は今季これが最後だろうと思い行ってきた。

いつ降った雪か、解けずに残っていた、頂上気温5℃。

 

ダケカンバは全て落葉、枯れ木の山だ、針葉樹の緑だけが目につく。

 

紅葉が奇麗だった所、広葉樹は全て落葉してしまった。

 

なんとも寒々しい景色になってしまった、来年の新緑の季節までガンバッテ生きてゆこう。

 

せめてもの彩、ヤマモミジかな、それともオオモミジ?


東雲から黄昏時へ

2023年11月07日 | 自然観察

まだ日が昇る前の東の空、夜半から夜明けまでを暁・東雲・曙などと区別する、

これはもうすぐ日が昇るので東雲といったところ、

昔の日本人は感性が豊かだったのか暇だったのか。

降る雪一つとっても淡雪・粉雪・細雪と名前がある、英語ではSNOWと一言のみ(でしたかな?)。

 

落日直後の東の空、厚い大気の層を透過してきた太陽光が低い空をピンク色に染める、ビーナスベルトと言う。

これに該当する日本語は無いようだが、かわりに黄昏れ時という良い言葉が有る、

「あの人黄昏れている」などという使い方もあるが本来の意味とちょい違う。

日の出前と日の入り直後の短い時間、自然界に影の無い時間帯が有る、ブルーアワー・マジックアワーと言う。

そんな時刻に撮った写真が一枚か二枚は有ったはず、探してみよう。

 

 


マツヨイセンノウ

2023年11月05日 | 野の花山の花

冬が近づくとこんな空模様の日が多くなります、雲行きが怪しい。

 

今時野山へ行っても撮る物が無いので、こんなサヤに入っている野草の花の種を採ってきた。

 

拡大撮影してみた、大きさ1.0mm程なのに複雑な模様がついている、何の種だろう。

 

ナデシコ科マツヨイセンノウ(待宵仙翁)の種でした。


よしなしごとで暇つぶし

2023年11月01日 | 日記

ずいぶんと昔に営業をやめたスキー場跡地、秋の景色に廃墟が似合う、季節は巡る。

 

この頃裏山でよく見かけるエゾライチョウ、昨年までは居なかったのに、これも環境の変化?

 

環境の変化を感ずるのは動物だけではない、落ち葉の中にアメリカセンダングサがまだ咲いていた。

 

クワ科カラハナソウ(唐花草)別名ホップ、野生化したものが道端に咲いている。

中味の入ったビールビンが野生化して枝にブラブラ、なんてもの有るわけないか。

 

石狩の浜に英語とハングルが書かれた洗剤のポリ容器、韓国の船が捨てていったものか。

石狩の浜は、外国語の書かれた漂流物は意外と少ない、日本海に面しているのは韓国とロシアだけ。

 

グーグルレンズで調べたら、ブルガリア語で消毒剤の入ったボトルと出てきた。

キリル文字はロシア・ブルガリア・セルビア及びその周辺で使用、ロシアの船が捨てていったものだろう。

 

ヤシの実ならぬ漂着した係留ロープの切れ端、こんな物見てまた何処かへ旅に出たくなる私は異常か。

よしなしごと(由無し事)、昔の日本人は無意識の行動にもちゃんと言葉を割り振っている。