会社コンプライアンス―内部統制の条件講談社このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆出版社 / 著者からの内容紹介◆
不祥事が続々と起きている!!会社を生き延びさせるための新会社法とJSOX法の核心を、司法試験のカリスマ塾長が新しい視点から解説。
【読んだ理由】
コンプライアンスの再勉強。
【印象に残った一行】
「つまり究極の法令遵守は「憲法価値の遵守」なのです。そして、憲法価値の源泉が「個人の尊重」である以上、究極の法令遵守も「人間尊重」であり、また「他者への共感」であるのはいわば当然であり、決して企業倫理にとどまるものではないのです」
「商売の達人もこれまで、そう考えてきたのではないでしょうか。「お客様のことを考えろ、そうすれば利益はあとからついてくるから」という言葉をよく耳にします。人のために働く人間は、周りから大切にされます。こうした発想を経営者が持ち、従業員や消費者ことを第一に考え、また従業員一人一人も消費者や会社のことをことを考える。こういった他者への共感、お互いさま。利他的な気持ちを持つこと、そのことによって会社、組織全体がうまく回っていくと私は考えます。」
【コメント】
あとがきにある、著者が主宰する法律の資格の受験指導校「法学館憲法」が素晴らしい。
1.私たちは謙虚でありたい。
常に自分がすべての人々、すべての命、すべての事物に生かされていることを自覚し、感謝し続けるここに約束します。
2.私たちは人の無限の能力を信じたい。
自らの無限の可能性を信じ、それを引き出すために日々懸命に生き続けることをここに約束します。
3.私たちは自由でありたい。
より自由な社会の実現をめざして互いに個を最大限に尊重することをここに約束します。
4.私たちはすべてを受け入れたい。
何が起ころうとすべてを自らの責任として受け入れ、決して人のせいにはしないことをここに約束します。
5.私たちは役立ちたい。
日本そしてこの地球により自由と平和をもたらすために、自由と愛の法を説いて貢献することをここに約束します。
6.私たちは忘れない。
あらゆる知・財・組織は父母、家族、友、師、そして自分を大切にし守るためにのみその意義があるとことを忘れません。また、公私を混同してはならないことを、そして常に足るを知ることを忘れません。