ビッグツリー 私は仕事も家族も決してあきらめない | |
佐々木 常夫 | |
WAVE出版 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
本書は2009年7月に『【新版】ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~ 』(ISBN978-4872904215)に生まれ変わりましたのでそちらを参照してください。
「ガイアの夜明け」に著者登場! 「ワークライフバランス」の珠玉のモデル!
6度の転勤、単身赴任、激務そして……。
自閉症の子、うつ病の妻の心と命を守り抜き、東レ同期トップで取締役。
苦しいときも「家族の絆」と「仕事」で乗り越えた男のドラマ。
何も問題ない家なんてない!
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
入院43回、繰り返す自殺未遂、6度の転勤、単身赴任、激務、そして…。
自閉症の子、うつ病の妻の心と命を守り抜き、東レ同期トップで取締役、家族を再生した感動の手記。
◆内容(「MARC」データベースより)◆
6度の転勤、単身赴任、激務、そして…。
自閉症の子、うつ病の妻の心と命を守り抜き、東レ同期トップで取締役。
苦しいときも「家族の絆」と「仕事」で乗り越えた男の、感動と驚異の奮戦記。
◆カバーの折り返し◆
家族と共に生きる長い人生では、病気、事故、仕事問題、人間関係など、いつ何が起きるかわかりません。
もし、そんな不測の事態が起きても、『これも人生の一部』と受け入れ、強さと優しさ、希望を胸に明るく生きていきたい。
外から見えない根っこは自分自身の不動の信念を秘めながら、家族愛、仕事への情熱、社会・人々との深い関わりを幹・枝葉とし、風雪に耐え凛と立つ大きな「父の樹」、それがビッグツリーです。
【読んだ理由】
新聞広告を見て。
【印象に残った一行】
本当の幸せ、本当の不幸とは何だろうか。本当と言わなくても、幸せと不幸とかいうものはいったい何だろうか。
人間誰しも、自らに問いかけたことがあるはずだ。私は今、それは相対的なものであり、絶対的なものではないと考えている。
私の背負った荷物は確かに他の人たちに比べれば少し重かったかもしれない。でも、世の中には躁鬱症、身体障害、認知症、拒食症、ダウン症、ガン、シングルマザー、シングルファザーなどさまざまな不幸を背負った人が数多くいる。それに何よりのひとの幸せ、不幸は体重計や血圧計では測れない相対的なものではないかと感じている。つまり他人から見たら小さく見える不幸に遭遇した人でも、その人にとっては大きくのしかかる重荷のこともあろうし、逆に大きな困難に出会った人でもそれなりの重荷ととらえることもあるということだ。
【コメント】
家庭的には、常に逆境だった著者の撥ね退ける力には屈服させられた。