![]() | 「ワタクシハ」 |
羽田 圭介 | |
講談社 |
【一口紹介】
◆内容説明◆
20代の気鋭が描くリアル・シューカツ小説高校生でメジャーデビューという経歴を持つ大学生ギタリスト・太郎。過去の栄光を武器に始めた就職活動だったが、待っていたのは圧倒的に残酷な己の現実で……
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
人生賭けたい夢がある。でも、内定は欲しい。
かつて、高校生でギタリストでビューを果たした山木太郎。
しかし栄光も束の間、バンドは解散。
すっかり燻り、大学三年の秋を迎えた太郎の周囲は「シューカツ」に向けて慌しく動き出していた。
その“一発逆転システム”に魅せられ、就活戦線に身を投じる決意をする太郎。
「元有名人」枠で楽々内定を勝ち取れると思っていたのだが―。
就職氷河期「以下」の今に問いかける、書き下ろし最新長篇。
【読んだ理由】
就職の模擬面接をやっていて学生さんから教わった。
【印象に残った一行】
採用選考で俺を落とした会社のサービスはうけないことにしたんだぜ。
大手製菓メーカーはほとんど受けて全部落ちたから、それらの製品はもう食べられない。
ちなみにコンビニも二店行けなくなったし、銀行も三行利用できなくなった。
民放キー局はすべてESで落ちたからテレビはNHKしか観られない。
もちろん、第一志望群の航空会社は全部落ちたから海外にも行けない。
【コメント】
就職活動中の学生さんの気持ちが手に取るように理解できた。今後の参考にしたい。
この著者ははじめて知ったが才能の豊かさを感じさせる若手だ。

