日本男道記

ある日本男子の生き様

わりなき恋

2013年11月09日 | 読書日記
わりなき恋
クリエーター情報なし
幻冬舎

【一口紹介】
◆内容紹介◆
著者が10年ぶりに世に問う、衝撃の恋愛小説!

でも、でもね、逢えてよかった……
突然の、胸の高鳴り。
年齢のくびきを越えて燃え上がる
鮮烈な愛と性
孤独と自由を謳歌する、国際的なドキュメンタリー作家・伊奈笙子、69歳。
秒刻みのスケジュールに追われる、大企業のトップマネジメント・九鬼兼太、58歳。
激動する世界情勢と日本経済、混沌とするメディア界の最前線に身を置く二人が、
偶然、隣り合わせたパリ行きのファーストクラスで、ふと交わした『プラハの春』
の思い出話……。それがすべての始まりだった。

容赦なく過ぎゆく時に抗う最後の恋。
愛着、束縛、執念……男女間のあらゆる感情を
呑み込みながら謳い上げる人生賛歌。
執筆4年、書き下ろし文芸大作!

◆著者について◆
神奈川県横浜市出身。『我が家は楽し』で映画デビュー。『君の名は』『雪国』『おとうと』『細雪』と名作に出演。いまも映画、テレビ界の第一線で活躍している。40年あまりのパリ暮らしの後、現在はベースを日本に移しながらフランスと日本を往復する。海外での豊富な経験を生かし、作家、ジャーナリストと多方面でも活躍。2011年フランス共和国政府より芸術文化勲章コマンドールを受勲。『ベラルーシの林檎』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『風が見ていた』『私のパリ私のフランス』ほか著書多数。

【読んだ理由】
女優さんの書いた小説は初めてだ。

【印象に残った一行】
「若い時の孤独は蜜のように甘いけれど、年をとってからの孤独はただの孤独よ。灰色の空気が動くこともないただのひとりよ」
「世間なんて、上っ面で、せっかちでで浅はかなものなんだ。ものごとの真意を汲みとる努力なんてしない。誤解を生んだ方が存するだけです」

【コメント】
「天は二物を与えず」と言われるが、この女優さんには当てはまらないようだ。
昭和23年(1948)、68歳の歌人川田順が弟子と恋愛、家出し、「墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし」と詠んだが、それより一歳多い69歳の濃い恋。


Daily Vocabulary(2013/11/9)

2013年11月09日 | Daily Vocabulary
15641.break up(別れる)
My girlfriend and I were constantly arguing, so we decided to break up.
14642.I really don't think(まるで~だと思わない)
I really don't think he is the most handsome man in the world.
14643.not necessarily(必ずしも)
A high price does not necessarily guarantee high quality.
14644.badly behaved (行儀が悪い)
Sorry! My kids are not always as badly behaved as this.
15645.resume(再開する)
We are sorry to kept you waiting. Shall we resume?
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