![]() | ゆったり生きる「踊り場」の見つけ方 |
クリエーター情報なし | |
青春出版社 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
毎日同じように繰り返されることにも意味があり、あなたは日々成長しています。
あせらず、あわてず、走らず。禅師が教える、人生を豊かにする、生き方、生活のリズムの整え方。ベストセラー作家、枡野俊明さんの待望の新刊です。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
走り出す前に、足元を見つめなさい、そして呼吸を整えなさい。
毎日同じように繰り返されることにも意味があり、あなたは日々成長して生きている。
あわてず、走らず、とどまらず、心を丁寧に生きる、ゆったり過ごす極意。
◆著者について◆
1953年神奈川県生まれ。玉川大学卒業後、大本山總持寺にて修行。現在曹洞宗徳雄山建功寺住職。多摩美術大学環境デザイン学科教授、ブリティッシュ・コロンビア大学特別教授。
庭園デザイナーとしての活躍もめざましく、禅の思想を取り入れた庭園デザインは国内外で高い評価を得る。2006年ニューズウィーク日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出される。
ほかに、芸術選奨文部大臣新人賞、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章受章。
【読んだ理由】
枡野俊明さんの著作。
【印象に残った一行】
悔んだり、嘆いたりして、その結果を変えられるのなら、おおいに悔んでください。嘆いてください。しかし、過去のことはどんなく天羽が、嘆こうが、けっして変わることはないのではありませんか?
悔まれる過去の失敗において、やるべきことはひとつだけです。
而今(にこん)という禅語があります。絶対の真理はいまにあり、いま生きていることが何よりも大切なのだ。
いま、やるべきことをやrなさい、というのがこの禅語の意味です。
過去を悔やむこと、将来を不安に思うことも、心を絞り、窮屈にするだけです。
そこから離れたら、心にゆとりが生まれる。どんな状況でもゆったりした心で生きられるのです。
「着眼大局、着手小局」
「歩歩是道場」(ほほこれどうじょう)は私が座右の銘としている禅語です。
どこにいても、何をしていても、率直な自分を生きていたら、すべてが自分を高める道場になる、という意味ですね。
「動中の工夫は静中の工夫にまさること幾千倍」
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷やしかりけり}(道元禅師)
「大地黄金」という禅語があります。いま、自分が置かれた場所で一生懸命に力を尽くしたら、その場所は黄金のように輝いてくる、というのがその意味です。
輝いている場所が、つまり、力を出し切れる場所が、はじめからどこかにあるわけではないのです。あなたが力を尽くすことによって、その場所が輝いてくる。
【コメント】
「而今」「大地黄金」をはじめ、為になる禅語がたくさんちりばめてあります。