![]() | 小さいおうち (文春文庫) |
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文藝春秋 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
今はない家と人々の、忘れがたい日々の物語。映画化決定
昭和初期東京、戦争の影濃くなる中での家庭の風景や人々の心情。ある女中回想録に秘めた思いと意外な結末が胸を衝く、直木賞受賞作。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。
だが平穏な日々にやがて密かに“恋愛事件”の気配が漂いだす一方、戦争の影もまた刻々と迫りきて―。
晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残す傑作。
著者と船曳由美の対談を巻末収録。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
中島/京子
1964年東京都生まれ。出版社勤務、フリーライターを経て、2003年『FUTON』でデビュー。10年『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞
【読んだ理由】
山田洋次監督で映画化されたが映画を見ていないので。
【コメント】
読後、気取っている訳ではないが、切なさが残った。静かな感動が身を包む。