![]() | ぼくはアスペルガー症候群 |
クリエーター情報なし | |
彩図社 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
ぼくはアスペルガー症候群の男性である。四十二歳の会社員だ。
みなさんはアスペルガー症候群という障害をご存知だろうか? アスペルガー症候群とは、自閉症の中で知的発達の遅れがないものをいう。
人づきあいが苦手、場の空気が読めない、冗談が通じないといった特性はあるが、知的な面で発達の遅れがないため、ほとんどのケースで「ちょっと変わったヤツ」と言われるくらいで、見過ごされてしまう。
この本は、アスペルガー症候群という障害について、当事者であるぼくが楽しい話も苦しい話も交えてつづったものだ。
みなさんの手にこの本が届き、障害に対する誤解や偏見を解くキッカケになればうれしい限りだ。(はじめにより)
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
あなたの職場にもいませんか?「ちょっと変わったヤツ」。
空気が読めない、冗談が通じない、人の話が聞けない、同じミスを繰り返す、他人との距離感がわからない。
アスペルガー症候群の本人が語る体験談。
◆著者について◆
権田真吾(ごんだしんご)
1967年、兵庫県生まれ。神戸市内にあるK大学文学部を卒業後、某大手商社系列のソフトウェア会社に就職。
その後、東京都内の非鉄金属商社を経て、大手メーカー系列のソフトウェア会社にヘルプデスクとして入社。
ヘルプデスクでの人間関係でつまずき、異動先でもトラブル続きで自己の障害に気がつく。
著書を通して多くの方にアスペルガー症候群を知ってもらいたいと願う。
趣味はエアロビクス、家族は妻と一男。
【読んだ理由】
書名に惹かれて。
【印象に残った一行】
生涯の特性を理解したうえで、仕事を割り振ったり、必要とあれば援助をしてほしい。「援助」というと大層なこととも思えるが、アスペルガー症候群という障害やその特性を理解してくれるだけも、ずいぶんと違う。
【コメント】
私なりに今後とも理解を深めていきたい。また、著者も望んでおられるが、発達障害の根本的な原因が究明され、根治できるようになること望みたい。