日本男道記

ある日本男子の生き様

徒然草 第三十九段

2020年03月17日 | 徒然草を読む


【原文】  
或人、法然上人に、「念仏の時、睡にをかされて、行ぎやうを怠り侍る事、いかゞして、この障を止め侍らん」と申しければ、「目の醒めたらんほど、念仏し給へ」と答へられたりける、いと尊かりけり。
また、「往生は、一定と思へば一定、不定と思へば不定なり」と言はれけり。これも尊し。
また、「疑ひながらも、念仏すれば、往生す」とも言はれけり。これもまた尊し。

【現代語訳】
ある人が法然上人に「念仏を唱えているとき、睡魔におそわれ仏道修行をおろそかにしてしまうことがあるのですが、どうしたら、この問題を解決できるでしょうか?」と訪ねたら「目が覚めているときに、念仏を唱えなさい」と答えたそうな。とってもありがたいお言葉である。
また、「死後に天国に行けると思えば、きっと行けるだろうし、行けないと思えば無理だ」と言ったそうな。これも、とってもありがたいお言葉である。
それから、「死後に天国に行けるかどうか心配しながらでも、念仏を唱えていれば、成仏できる」と言ったそうな。これまた、とってもありがたいお言葉である。

◆鎌倉末期の随筆。吉田兼好著。上下2巻,244段からなる。1317年(文保1)から1331年(元弘1)の間に成立したか。その間,幾つかのまとまった段が少しずつ執筆され,それが編集されて現在見るような形態になったと考えられる。それらを通じて一貫した筋はなく,連歌的ともいうべき配列方法がとられている。形式は《枕草子》を模倣しているが,内容は,作者の見聞談,感想,実用知識,有職の心得など多彩であり,仏教の厭世思想を根底にもち,人生論的色彩を濃くしている。

Daily Vocabulary(2020/03/17)

2020年03月17日 | Daily Vocabulary
25041.have a point(一理ある)
I suppose you have a point there, but I don't see it that way 
25042.nuance(ニュアンス)a very slight, hardly noticeable difference in manner, colour, meaning etc → subtlety
We need to explain the nuance of such words.
25043.to a certain extent(ある程度)
TI agree that translation is useful to a certain extent.
25044.barely(ギリギリで〜 / 辛うじて)  only with great difficulty or effort 類義語 only just 
He drank so much he can barely walk.
25045.barely(ほとんど〜でない) almost not 類義語 hardly  
You're full already? You barely ate! 

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