日本男道記

ある日本男子の生き様

徒然草 第四十五段

2020年04月28日 | 徒然草を読む


【原文】  
公世の二位のせうとに、良覚僧正と聞えしは、極て腹あしき人なりけり。

坊の傍に、大きなる榎のありければ、人、「榎木僧正」とぞ言ひける。この名然るべからずとて、かの木を伐きられにけり。その根のありければ、「きりくひの僧正」と言ひけり。いよいよ腹立ちて、きりくひを堀り捨てたりければ、その跡大きなる堀にてありければ、「堀池僧正」とぞ言ひける。

【現代語訳】
藤原公世、従二位の兄さんで良覚僧正とか言った人は、大変へそ曲がりだったそうだ。

彼の寺には大きな榎の木があったので、近所の人は「榎木の僧正」と呼んでいた。僧正は、「変なあだ名を付けやがって、ふざけるな」と怒って、その榎の木を伐採した。そして、切り株が残ったので「きりくいの僧正」とあだ名を付けられた。すると僧正はますます逆上して、今度は切り株までも掘りおこした。そして大きな堀ができた。その後、僧正は「堀池の僧正」になった。

◆鎌倉末期の随筆。吉田兼好著。上下2巻,244段からなる。1317年(文保1)から1331年(元弘1)の間に成立したか。その間,幾つかのまとまった段が少しずつ執筆され,それが編集されて現在見るような形態になったと考えられる。それらを通じて一貫した筋はなく,連歌的ともいうべき配列方法がとられている。形式は《枕草子》を模倣しているが,内容は,作者の見聞談,感想,実用知識,有職の心得など多彩であり,仏教の厭世思想を根底にもち,人生論的色彩を濃くしている。

Daily Vocabulary(2020/04/28)

2020年04月28日 | Daily Vocabulary
25251.all over the place(バラバラ )everywhere 
I’m all over the place when it comes to music. I listen to all sorts of music.
25252.genre formal a particular type of art, writing, music etc, which has certain features that all examples of this type share
I don’t have a particular genre of movie that I like. I’m all over the place.
25253.antisocial (非社交的な)antisocial behaviour is violent or harmful to other people, or shows that you do not care about other people 
Don’t be so antisocial. Just come out with us tonight.
25254.screen a call(かかってくる電話を選んで取る)
I get so many random calls from numbers I don’t recognize. I have no choice but to screen my calls. 
25255.creep someone out(ゾッとさせる)  to make someone feel nervous, uncomfortable, and slightly frightened 
That guy over there is creeping me out. He keeps staring at me. 

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