【内容(「BOOK」データベースより)】
日本人は、聴く英語となると、なぜうまくゆかないのか。また、英単語を丸暗記しても、なぜすぐに忘れてしまうのか。どうすれば、この問題を乗りこえることができるのか。これが本書の主題である。著者の提案はただ一つ、「語源にもどれ」である。しかも、たった一〇〇語程度の語源を覚えれば、日常的に必要な英単語のほぼ八割を系統的に把握できる。そして、覚えた英単語の語源が耳に響くようになれば、「聴く英語」まであと一歩だ。さあ、「山並メソッド」で、もう一度、やさしい英語にトライしてみましょう。
【著者】
山並/陞一
昭和6年9月生まれ。昭和29年、東京大学工学部機械工学科卒、同年十条製紙株式会社に入社。マサチューセッツ工科大学大学院に社費留学。日本システム工学会理事等歴任。工学博士。現在、新東工業株式会社・社外監査役
昭和6年9月生まれ。昭和29年、東京大学工学部機械工学科卒、同年十条製紙株式会社に入社。マサチューセッツ工科大学大学院に社費留学。日本システム工学会理事等歴任。工学博士。現在、新東工業株式会社・社外監査役
【読んだ理由】
当然、英単語記憶に苦悶しているから。
【最も印象に残った一行】
こうして、kapから、「頭」を示唆する cap captain cape escape chief cabbage といった英語が生まれ、「つかむ」という意味には、have able habit heavy keep capture prince principle anticipate occupy receive receipt conceive concept acceptなど。そして「捕まえた家畜」からはcapital cattleなどがうまれた。
【コメント】
著者によれば、またあらたに百程度の語源を覚えなさいということだが、現在飽和状態の頭にはかなりの重荷であるね。本書は縦書きであるが、英語が縦書きになっているので読みにくいこと限りなし。こんな配慮もできないのかも情けない。文春さんよ。また読みながら途中に思ったが、私は日本語の語源の知識は皆無だが、日本語は話せている。ということは、別に語源を知らなくてもね・・・・。