【 内容】
"ふるさとブーム”の中で各地の方言が見直されている。
ぼっこー、おえんぞ・・・・岡山以外の人から、きつい、こわいなどといわれる岡山弁。しかし岡山で生まれ育った人にとっては、小さいころから慣れ親しんできた言葉である。
洗いざらしの木綿の味わいのある方言。
故郷の土のにおいのする言葉。
方言の中にこそ真の姿がる、ただ、使う土俵を間違えないことが大切である。
【 著者】
虫明吉次郎
【読んだ理由】
東京在住の友人が古本市で見つけたとしらせてくれた。
【コメント】
いやはや、読んでいるうちに何故か子供の頃に戻り、父母、いま鬼籍の父母、ご近所のあの人この人を思い出した。
「チバケル」「スバローシー」「オラブ」「アズル」「アーサン」「アンゴー」「イラマカス」「オツ」「オトンボ」「ケナリー」「テゴ」「テニアワン」「フーガワリーイ」「ヨダツ」などなど。枚挙に遑がない 。