【原文】
子曰、君子之於天下也、無適也、無莫也、義之與比、
【読み下し】
子の曰わく、君子の天下に於けるや、適も無く、莫(ばく)も無し。義にこれ与(とも)に比(した)しむ。
【通釈】
先生がいわれた、「君子が天下のことに対するには、さからうこともなければ、愛着することもない。[主観を去って]ただ正義に親しんでゆく」
【English】
The Master said, "The superior man, in the world, does not set his mind either for anything, or against anything; what is right he will follow."
『論語』とは、読んで字の如く「論じ語る」、孔子と弟子達や要人達との間に交された対話録。
『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典。
読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の一つに数えられる。
全20編(学而第一~堯曰第二十) 構成され、編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
したがって、学而第一から順に読む必要はなくどこから読んでもかまわない。
今は晴れていますが、予報では夕方から雨のようです。
雨がこんなに待たれるのも久しぶりです。
さて、今日も正義に生きますか。
宗教的ですねぇ。ただ正義に親しんでゆく。
まさに、そこに私利私欲は無いものと感じ
ます。一切の煩悩を取り払うことによって、
人は神仏に近づく感がありますが、そのよ
うに写ります。
さて、いよいよ台風が接近しているなと感
じます。ピークは明日かなぁ。そちらはい
かがでしょう。