日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(岡山県岡山市高松原古才)

2005年08月24日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩・ドライブの途中気をつけてみると、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第三十九段。
・所在地  岡山県岡山市高松原古才
・建立年  文久二年(1862)
・建立者  下新町若連中
・導(しるべ)正面 いなり 足守 惣社(総社)道
       右面 吉備津宮 にはせ(庭瀬) 於か山(岡山)道
       左面 こうしん びしゃもん 道
       裏面 文久二年戌五月吉日 下新町若連中
・撮影日   2005/08/12
・メモ   約150年前のものであるが、風格を感じさせる、品の良い道標である。現在の国道より少し南の狭い道路にある。旧道であろう。
位置図





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