日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(岡山県岡山市庭瀬東町)

2005年10月06日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。
現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。
散歩・ドライブの途中気をつけてみると、今なお大切に残されている道標を見かけます。
私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。
道標シリーズ第四十七段。
・所在地  岡山県岡山市庭瀬東町 位置図
・建立年  不明
・導(しるべ) 右 た満しま(玉島)下津井 瑜伽山五里 道
        左 於かや満(岡山)みやうち 吉備津宮廿丁 道       
・寄付者  大町 野崎 
・撮影日   2005/09/24
・メモ   裏面に「慢迷方建之」と書いてあるが、意味は「道にまどい迷っている方に」という意味。
小型の道標で、建立年は不明だが文字も読みにくくかなり古そう、下部に損傷のあとがあり痛々しい。
保存に尽力された方に感謝すると共に、よく生き延びたものだと、いとおしいくなる。




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2 コメント

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「慢迷方建之」 (地理佐渡・管理人)
2005-10-05 23:52:29
こんばんは。



「慢迷方建之」--「道にまどい迷っている方に」。

いいですねぇ~。私にも一本。

道には道標がありますが、人の道には何が..。

古を見習うことも..。

一方で、自ら切り開くことも..。

これら道標。これから先も今のままでいて

欲しいものです。

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慢迷方建之 (4126nk)
2005-10-06 00:24:35
こんばんは!

「慢迷方建之」ホンマにいい言葉です。

数々の道標をみてきましたが、この表現ははじめてです。

正直何故か感動してしまいました。



明日明後日と出張で、今日は仕事の後広島から倉敷のマイホームに帰っています。

明日早朝、新幹線に乗ります。

したがって二日ほど留守します。

そのあとは三連休です。登山も予定しています。



お疲れ様でした。お休みなさい。
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