昨年の10月、従姉のChinamiさんと一緒に日本橋高島屋で「柳原白蓮展」を見た後、昔は“洋書の”というキャッチフレーズがついていた「丸善」日本橋店のカフェでお茶を飲みました。
なかなかいい雰囲気の店だったので、時分どきに前を通りかかった今回また行ってみました。 小腹が空いていたので「ハヤシライス」を食べました。
「ハヤシライス」は「丸善」の創業者である(早矢仕 有的)が日本で最初に作りだしたという話があり、丸善のカフェの定番メニューになっています。
早矢仕ライスの中でも期間限定と書いてあった一品をあいかたと共に頼みました。
凄くコクがあって堪能しました。Chinamiさん、いいお店を紹介して頂いて感謝です。
家の土産にハヤシビーフの缶詰を買いました。
本屋さんのキャッシャーに缶詰を持って行くというのは、昭和60年代までハイカラな舶来品全般を扱っていた「丸善」だからあまり違和感はありません。
それにしても時代のニーズに合わなくなって、神戸の「丸善」も京都の「丸善」も閉店してしまったのは、ある時代の文化の発信場所がなくなったような感じで少し寂しい思いがします。
現役時代は元町商店街にあった神戸丸善のバーゲンの案内が来ると、よくネクタイを買いに行きました。