阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

映画「ワレサ 連帯の男」  予告編

2014年04月29日 | 音楽・絵画・映画・文芸
ネットの紹介文から。⇒
『地下水道』『鉄の男』などの名匠アンジェイ・ワイダが放つ、元ポーランド大統領レフ­・ワレサの伝記ドラマ。東欧民主化の口火を切ったポーランドの独立自主管理労組「連帯­」の活動を、初代委員長であったワレサの姿を軸にして描き出す。『ソハの地下水道』な­どのロベルト・ヴィェンツキェヴィチ、『ワルシャワ・ゲットー ~ユダヤ人強制隔離居住区~』などのアグニェシュカ・グロホウスカら、ポーランドの実­力派俳優が結集。当時の混沌と熱気を伝えるアーカイブ映像もふんだんに盛り込んだ語り­口も必見。







日本で言えば昭和50年代のポーランド。ソ連の衛星国で国は共産党がソ連流の統治で動かしていた。
国民は、支配の仕組みが変わらないように、上の階層が未来永劫同じ位置にいるように、秘密警察という公安部門に監視され統治されていた。
 長く続く国家には必ず強い公安部門がある。ロシア、中国、アメリカ、フランス、イギリスそれに小国とは言えシンガポールなどだ。
勿論日本の公安も戦前の特高の伝統がつながっていて、現在以上に力を持とうといろんな手を画策している。

この映画をいまアンジェィ・ワイダ監督が作った動機に、現在のポーランド人にワレサ前の旧社会に戻そうとする勢力の動きを
国民に知らせる意図があると見た。公安の執拗な取り調べや暴力をこれでもかと描く画面は恐ろしくすさまじい。
 特にワレサの妻がノーベル平和賞を代行で受け取って帰国した時の、奥さんが素っ裸にされる荷物検査の厭らしさの描写が徹底している。
実話に基づいて製作されているのだが、公安は市民をここまで扱うという見本のシーンだ。

ワレサと言う造船所のただの電気工が国を変えていくプロセスはポーランドの現代史に暗い自分には飛躍があってフォローが
難しい個所もあった。しかし、共産国家としての歴史よりもカソリックという宗教の影響国としての歴史の長さをポーランド人
が持っていることを実感するなど、映画の与える情報量の多さをあらためて痛感した。

 中国政府が若い世代に反日精神を教え込むために反日映画を多作し、学校で日々上映するのも映画の持つ影響力をよく知っているからだ。
(ただ神戸にいる中国からの留学生何人かに聞いたが、映画よりも実地の日本体験ですっかり見方が変わると。いま庶民がツアーで
沢山日本に来だしてからは、ネットの口コミで日本人の実態が伝わり、政府の宣伝は宣伝ということもわかっている人が増えてきているそうだ)

自分と全くの同時代にこういう行動を起こして、国のありようを変えた男は、人とのつながりー連帯を結ぶのに天才的な才能を持つ
男だった。彼は言う「いくら大きな群れが出来ても、リーダーがいなければ何の力にもならない。私はリーダーになれる男だ」
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久しぶりのウォーキング、「手仕事屋」で堪能。      (ウォーキング&ダイニンク・ランチ  53)

2014年04月29日 | ウォーキングの後の楽しみ
朝晩寒くてなかなか外歩きが出来なかったが、ひさしぶりにウォーキング&ダイニンクで「手仕事屋」に行った。
「突き出し」の味のレベルで店の大体がわかる。冷たくした野菜をてんよせにしておいしかった。酒はこの日は御影郷「仙介」のぬる燗を頼んだ。

この店は蕎麦の前に楽しむ小鉢類の品数が豊富だ。メニューを眺めて今日は何にしようかと相談するのも楽しい。牛スジの味噌煮込みと、

鯛のあら煮を頼んだ。何を頼んでもいつもながらおいしくて、あら煮はネコまたぎ状態になった。



あいかたは鴨にかけ蕎麦を。

私はかきあげ天せいろを。このかきあげのでかさには圧倒される。

全体的に値上げしていたが、その分ボリュームでカバーしているような気がした。

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帰れない二人      井上陽水

2014年04月29日 | 辛好のJukebox


このLPを買ったのは昭和40年前後だ。長い間プレーヤーにかけたことはない。
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