それぞれ2年と3年入社時の早いお二人との飲み会です。昭和38年の卒業時に学生仲間とニューミュンヘンで初めて飲んだというHさんは
それ以来折に触れこの店に来店しているとのことで、三人会の集まりはここに決まりです。もう一人のMさんは昭和48年の夏に同期のH君と
二人で私を白馬岳と焼岳に登らせてくれました。
パチンコ屋や飲食店が並ぶお初天神通りにはレトロな昔ながらの市場があります。
ここを入ればお初天神
ニューミュンヘンではこれを外したら来たことにならない唐揚げ
上映映画館 シネ・ヌーヴォは こちら。
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「君の名は」で一躍ときの人となるもののその後、単身フランスへ。フランス人監督と結婚し、女優としてだけでなく、ジャーナリスト、エッセイスト、小説家としても活躍する美貌の才女。凛とした美しさとしなやかでありながら芯のある演技力が魅力の岸恵子主演作5本一挙上映!
1953年/東京プロ・新生プロ・新東宝/デジタル/91分
監督:マキノ雅弘、松林宗恵/原作:今日出海/脚本:松浦健郎/撮影:三村明/美術:進藤誠吾/音楽:鈴木静一
共演:鶴田浩二、小杉勇、水島道太郎、三橋達也、御園裕子、水の江瀧子、瀧花久子
♦太平洋戦争前夜のハワイを舞台に、日本から親善使節として派遣された水泳選手と日系二世の娘との儚くも哀しい悲恋を、当時恋愛中だった鶴田浩二&岸恵子が共演したメロドラマ。松林宗恵がメガホンを取るも、封切りに間に合わないおそれが出たため日本での撮影をマキノ雅弘が担当。戦後10年もたたない因縁の地・ハワイで撮影した珍品。
1956年/松竹・フランス/35ミリ/118分 監督:イブ・シャンピ/脚本:松山善三、J・C・タケラ、アネット・バドマン、イブ・シャンピ/撮影:アンリ・アルカン、アンリ・ティッケ/美術:伊藤熹朔/音楽:木下忠司
共演:ダニエル・ダリュー、ジャン・マレー、野添ひとみ、鈴木純、木田勝二、浦辺粂子、山村聡、森川まさみ、西岡長崎県知事
♦日仏人気スターが競演し通常の作品20本分の予算を費やした超大作で、監督のイブ・シャンピと岸恵子が翌年に結婚するいわく作ながら、上映される機会の少ない貴重な作品。長崎の町を舞台に、フランスの造船技師と呉服屋の娘との悲恋の物語で、クライマックスの特撮による台風シーンは圧巻。岸の転機になった作品で、あか抜けた岸は異国情緒豊かな映画がよく似合う。
11956年/松竹/35ミリ/112分
監督:小林正樹/原作:小野稔/脚色:松山善三/撮影:厚田雄春/美術:平高主計/音楽:木下忠司
共演:佐田啓二、伊藤雄之助、水戸光子、大木実、谷崎純、三井弘次、花澤徳衛、磯野秋雄、山茶花究、多々良純
◆プロ野球の選手獲得をめぐるどす黒い人間の欲望を、実話をもとに描く問題作。今年生誕百年を迎えた小林正樹監督がスピーディな演出で見せる初期傑作。大学野球の逸材をめぐって展開する激しいスカウト合戦に迫る。岸は大学野球の逸材・栗田(大木)の恋人役。スカウトの佐田、栗田の後見人に粉した伊藤雄之助の怪演が光る。モデルは南海に入った穴吹選手だという。
1961年/松竹・フランス/35ミリ/128分
監督:イヴ・シャンピ/原作:H・O・マイスナー/脚色:アンリ・アルロー、イヴ・シャンピ、沢村勉/撮影:ビリー・ヴィレルヴュ、生方敏夫/美術:梅田千代夫/音楽:セルジュ・ニック
共演:トーマス・ホルツマン、小沢栄太郎、山内明、南原宏治、マリオ・アドルフ、フランソワズ・スピラ、H・O・マイスナー
◆岸が坂本龍馬とともに恋いこがれたというスパイ・ゾルゲを映画化しようと企画。夫のイヴ・シャンピ監督とともにゾルゲ事件の関係者にも逢い、資料集めから情熱と精魂を傾けて製作。岸はかつてゾルゲの獄中日記を読み、ショックを受けたという。本作で、スパイでありながらゾルゲを愛する男爵夫人を熱演。岸の思いが結実したまさに珍品中の珍品!
1972年/松竹/35ミリ/88分
監督:斎藤耕一/脚本:石森史郎/撮影:坂本典隆/美術:芳野尹孝/音楽:宮川泰
共演:萩原健一、南美江、三國連太郎、中山仁、土田桂、大久保敏男、姫百合子、殿山泰司
◆岸とショーケンを主演に、映像派の映画監督・斎藤耕一が美しい雪景色を背景に哀感を込めて描くラブロマンスの傑作。日本海を北上する列車の中で向かい合わせの座席になった男と女。ささいなきっかけから、二人は親しくなっていく。2年後、再会を約束して別れたふたりだったが…。全編オールロケ、斎藤耕一の映像美豊かな演出が光る名作。