♪なぜ手回しよく警視庁の人間が10日、神戸の海上保安庁に来ていたのか不思議に思った。
それは、読売テレビがすでに前日に警視庁に、YouTubeに掲載した人間が神戸の海上保安官であることを伝えていたかららしい。
上司や捜査当局に伝える前にテレビ局に自分で連絡して、思いを喋る。まさに日本の社会は劇場化している。
「航海士、自ら読売TVに接触…国民に見る権利と 尖閣 読売テレビ(大阪市)は10日夕のニュース番組で、国家公務員法違反容疑で警視庁の取り調べを受けた神戸海上保安部の主任航海士(43)に、
数日前、同テレビの報道局記者が取材していたと報じた。
番組には主任航海士本人は登場せず、記者が取材時の様子ややり取りを説明する形式で放送された。
番組での記者の説明によると、先週末にビデオ映像流出が発覚した後、「sengoku38」と名乗って連絡があり、指定された神戸市内で面会し、約2時間取材したという。
主任航海士は海上保安官の身分証明書を示したうえで、中国漁船衝突の映像をインターネット上に公開したことを明かし、「あれを隠していいのか。
私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないか。国民は映像を見る権利がある」「誰にも相談せず一人でやった」などと語ったという。
(2010年11月11日07時30分 読売新聞)」
♪社会保険庁の職員が、政治家や有名人の年金の掛け金支払い状況を職場のパソコンで誰でもアクセスできたように、
建前上はパスワードがなければとなっていても、日本人の社会では役所であろうが会社であろうが、実際はそのパスワードは、ある範囲の人が知りうることはよくある。
今回もおそらくどこの海上保安庁の庁舎でも、ある時点まではかなりの範囲の人が普通に役所のパソコンで動画を見ることが出来たのだと思う。
彼は正義感にかられて投稿したけど、刑事告発を受けて石垣島の保安庁の同僚たちが厳しく調べられたのを知り、名乗り出たのだろう。
そして上司に名乗り出る前に、おそらく日ごろ読売テレビの番組「そこまで言って委員会」のファンで読売テレビに電話したということか?
ところで流用して彼がYouTubeに掲載した画像そのものが既に「編集されたビデオ」であることを彼は意識していただろうか。
テレビや新聞でこう言っていたと、みんなが情報に疑いを持たずにすんだ、インターネット以前の時代が懐かしい。
いまは、どんなメディアの情報でも、ある意図を持って加工された「二次情報」であるという前提で見るしかない。
そういう意味ではこのところの「検察」と「記者クラブ系メディア」は我々に、テレビや新聞で見る情報は意図を持って作られたものだと言うことを教えてくれた。
彼らは反面教師として、大いなる役割を果たしてくれた。
デジタル化された加工情報がネットで真実と称されて、瞬時に世界を回る時代。何を頼りにして生きていけばいいのか・・・。脳の中がなにかムズムズしてきますね!
それでもその中から自分でホンマノコトを見分ける眼力を鍛えるしかない。
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