阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

「百花」最優秀監督賞 諏訪地方でも喜びの声     長野日報

2022年09月28日 | 諏訪便り

2022年9月27日 6時00分     岡谷スカラ座に設けられている「百花」の特設コーナー

諏訪湖の水上花火が作中の印象的なシーンで描かれている映画「百花」の川村元気監督(43)がスペインのサンセバスチャン国際映画祭で最優秀監督賞を受賞したことを受け、

諏訪地方の関係者からも喜びの声が聞かれた。岡谷市中央町の映画館「岡谷スカラ座」では映画公開に合わせて設けた特設コーナーに快挙を伝える展示を追加。

地元で撮影されたこともあり、9月9日の全国公開以降、多くの観客が足を運んでいるという。

配給する東宝によると、同映画祭はカンヌ国際映画祭などの世界三大映画祭に次ぐ位置付けで、川村監督は日本人で初めて最優秀監督賞を受けた。

「百花」は認知症の母親と息子の記憶をめぐる物語で、忘れ行く記憶の中で母が切望した「半分の花火が見たい」という思いに応えるため、息子と母が諏訪湖を訪れる

撮影は撮影は昨年7月に行われ、地元の花火師や多くのエキストラが参加。諏訪地方観光連盟は8月に同作を「諏訪シネマズ」に認定した。

岡谷スカラ座によると、公開以降、平日でも平均で100人ほどが訪れる日が続いており、公開後2週間経っても客足がほとんど落ちていないという。

今回の受賞の報道によって再び注目度が高まっており、松下京一支配人(41)は「国際的に評価された作品の重要なシーンが諏訪で撮影されていること、

多くの諏訪の方が見に来てくれていることをうれしく思う」と話した。

昨夏の諏訪ロケを支援した同観光連盟諏訪圏フィルムコミッションの宮坂洋介さん(44)は「川村監督がCGではなく、本物の花火で撮影し、

秒単位で打ち上げるタイミングを変えるなど細部までこだわっていたことが思い出される。諏訪湖の花火の美しさを世界へ届けてくれて感謝している」と喜んでいた。


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